西日本豪雨で出動「レッドサラマンダー」も! 日本を守った軍用装甲車ルーツの消防車

岡崎市消防本部の全地形対応車両「レッドサラマンダー」は軍用車両を原型としていますが、そうしたルーツを持つ消防車両は、実は古くから配備されていました。

横浜と北九州の新型はより過酷な環境にも対応

 こうして東京消防庁の耐熱救難車は1970年代後半から1990年代初頭にかけて運用されましたが、軍用装甲車を原型とした車両はこれのみで、以降は「防災機動車」の名称でバス型やトラック型の車両が作られています。

 一方、コンビナート火災などに対応するために新型の耐熱消防車としてドイツ製軍用装甲車を原型とした車両を採用したのが、横浜市消防局と北九州市消防局でした。前者は1992(平成4)年に「耐熱救助車」という名称で、後者は1994(平成6)年に「耐熱装甲型救助活動車」という名称で導入しており、車種はUR-416より大型のTM-170がベースでした。

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北九州市消防局の「耐熱装甲型救助活動車」(画像:北九州市消防局)。

 TM-170はUR-416と同様、ウニモグのシャシーに厚さ6mmの装甲ボディを架装したものですが、ベースのウニモグをロングホイールベース型のU2400/2500シリーズのものにし、車体を大型化して車内容積を拡大しているのが特徴で、エンジンも新型となり、変速機もオートマチック(UR-416はマニュアル)になっています。

 また瓦礫除去用に車体前面にドーザー(排土板)を装備したため、全長約8.11m(ドーザー無しなら6.6m)車両総重量約13tと立派な体躯でした。

 しかもUR-416の時とは違い、TM-170では車体上部に砲水塔を装備していたため、ボディが赤でなければ警備用装甲車や軍用装甲車に見える外観でした。車内には1000リットルの水タンクを搭載していましたが、継続して放水するためには外部から給水する必要があり、そのためのホース連結口が車体後部に設けられていました。

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コメント

1件のコメント

  1. これは被災地までトレーラーで輸送するのかな?

    何だかんだで15tくらいありそうだから単体車じゃ積載オーバーだろ

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