渋谷駅はいまが一番ややこしい! 地上3階から地下5階まで…複雑になった経緯は

改良の進む現在が、分かりにくさのピーク

 1980(昭和55)年に国鉄渋谷駅の貨物取扱が廃止され、1996(平成8)年に旧貨物駅のスペースを転用して埼京線ホームが設置されました。本来であれば山手線ホームの隣に設置するのが自然ですが、用地を確保できなかったため大きく南にずれた位置に造らざるを得ませんでした。

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現在(左)と2020年(右)の渋谷駅(国土地理院の地図を乗りものニュース編集部が加工)。

 2008(平成20)年に地下鉄副都心線が開業し、2013(平成25)年に東急東横線との直通運転が開始されると、東横線ホームは明治通りの地下5階に移転し、JRと東急の動線が途切れてしまいます。複雑ながらぎゅっとコンパクトに詰まっていた渋谷駅の機能は、複雑さはそのままに平面上に散ってしまったのです。渋谷駅の分かりにくさはいま、歴史上ピークに達しているといっても過言ではないでしょう。

 現在進んでいる渋谷駅の大工事は、ピースをひとつずつ動かしていって、全体の配置を最適化するパズルのような工事です。東横線ホームの跡地を利用して埼京線のホームを北に350m移動して山手線ホームの横に並べます。銀座線のホームを明治通りの上空に移設して、乗り換えしやすくします。

 そうしてようやく、ヒカリエからマークシティまで渋谷を東西につなぐ自由通路が設置され、東急、東京メトロ、JR、京王の乗り換え動線がようやく一本の線上に並ぶことになります。

 はたして目論見通り、渋谷は分かりやすい駅へと生まれ変わるのか。その第一歩となる埼京線ホームと銀座線ホームの移設は、もう1年半後に迫っています。

【了】

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コメント

5件のコメント

  1. この失敗が利用者減少に繋がっているのにな。
    現時点で東急と副都心線・半蔵門線直通以外はガチで不便だから、利用者減少も当然だと思う。
    JRは35万人まで減りそうな気がする。

  2. そりゃあちこち路線が離れてなおかつ利用しにくいんだから利用者減るわ。
    自分も1度だけ渋谷行ったけど、あまりのややこしさに二度と来ないと思った。
    これならまだ新宿や池袋の方がはるかにマシ。

    • ・・・そんな分かりきったこと、ドヤ顔して言いなさんなよw

  3. 広告と見分け付きづらいですが、関連記事も渋谷駅についての記事が表示されていて良いですね。
    可能なら、タグに渋谷駅の項目を作っていただけるとなお良いと思います。
    的を絞って、地図をうまく使い、わかりやすい説明でした。

  4. 東急がからむとロクなことがない。
    地下で目標物も見えづらいところで多層構造にしてるし、
    副都心・東横線の上層は傾斜をつけて階がずれる。
    地上に出るにも複数のエスカレーターで角度変えて乗り換えるから、方向が狂う。