渋谷直通「ハイグレード通勤バス」に住民熱視線 日本初「郊外型MaaS」は東急の街を変えるか(写真20枚)

東急電鉄がたまプラーザ周辺地域で、複数の移動手段を提供する「郊外型MaaS」の実証実験を行います。高齢化など、郊外の住宅地が抱える課題を、「移動を便利に」することで解決できるのでしょうか。

独立3列、本革張りシートの「ハイグレード通勤バス」

 なかでも、説明を聞いた住民からの反響が非常に大きかったというのが「ハイグレード通勤バス」だそう。独立3列シート、本革張り全24席の観光バスを使用し、たまプラーザ駅を朝7時発、渋谷までノンストップで結ぶサービスです。

「朝ラッシュ時間帯の電車に代わる新たな通勤手段として可能性を検討します。シートテーブルや無料Wi-Fi、USBやコンセントを完備しており、乗ってすぐ仕事もできます。直行バスは、トイレに行きたいときなどに降りられない点がネックでしたが、このバスは車内にトイレもあります」(東急電鉄 森田さん)

 東急ではすでに、美しが丘西地区などから池尻大橋、渋谷までを高速道路経由で結ぶ通勤高速バス「Eライナー」を運行していますが、こちらは通常の路線バス車両に4列シートを配置したもので、車内Wi-Fiやトイレといった設備もありません。「ハイグレード通勤バス」は、これと一線を画す豪華なサービスといえます。

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「ハイグレード通勤バス」車内。本革張りの独立3列シート全24席、トイレ付き(2018年10月31日、中島洋平撮影)。
通常位置から最大40度リクライニング可能。
シートテーブルも付いている。

 ただし実証実験における利用対象は、美しが丘1~3丁目に住み、たまプラーザ~渋谷間の通勤定期券を持っている人のみ。しかしながら、将来的には特定地域に住む人だけでなく、幅広く利用できるようにすること、あるいは複数地域を結んで運行することも考えられるそうです。

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コメント

1件のコメント

  1. 提供サービスが東急らしいといえば東急らしいが試行段階なのかハイグレード車に比較的年季の入ったバスを使用するのも東急らしい。昔なら群馬バスのハイグレード車を移籍させていただろうか。

    ただ東急がハイグレード車を走らせても東急だけで解決しない問題がある。つまり道路の混雑はどうにもならずで定時性は難しく、距離が増せば増すほど通勤手段として使いにくくなる。

    第三京浜と首都高3号線が開通する前に東急ターンパイクが実現化されていればと思うがさすがに無茶な構想過ぎたし。

    それに少人数向け輸送手段にタクシーが絡んでいないというのも東急らしい。

    東横時代からの神奈川でのタクシー権利を神奈川都市交通に分割、傍系化し資本外にした為利用する発想がなく、

    昭和40年代に今回と同様のサービスを目論見しハイヤー事業に参入、失敗した経緯もあるのだろう。

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