「東トウ」「八ミツ」…電車の車体に謎の文字列 どういう意味?
「盛モリ」「海カキ」「米イモ」…実在の表記です
「八ミツ」が「ハチミツ」と読めるように、そのまま読むと面白いものがほかにもあります。
485系電車改造の観光列車「ジパング」が所属するJR東日本盛岡支社盛岡車両センターは「盛モリ」。なんか元気が湧き出てきそうです。特急「成田エクスプレス」のE259系電車が所属するJR東日本横浜支社鎌倉車両センターは「横クラ」。横倉さんなら大喜びかもしれません。
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寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」に使われている285系電車は5編成あり、JR西日本とJR東海が運用しています。
このうちJR東海の2編成はJR東海大垣車両区の所属で、記号は「海カキ」。ちなみに「海」は東海鉄道事業本部の意味です。
JR西日本の3編成は、2008(平成20)年5月までJR西日本米子支社の出雲鉄道部出雲車両支部に所属。記号は「米イモ」でした。しかし、同年6月に車両基地の名称が後藤総合車両所出雲支所に変わったため、表記も「米トウ」に変わっています。
ちなみにディーゼルカーや客車、貨車の一部も表記ルールは同様ですが、機関車は別。所属する車両基地の名称から漢字1文字あるいは2文字からなる略号を、運転席の横などに札で表示しています。JR東日本田端運転所であれば「田」、JR西日本下関運転所は「関」、JR貨物富山機関区は「富機」です。
【了】
面白い物事を見つけてきて記事にする。マスコミ的な情報発信業の醍醐味ですね。
鉄道院・鉄道省・国鉄時代から全国規模で組織運営管理していく過程でこのような文化が発達したのでしょうね
八ミツは非鉄の友人が爆ウケしてました。
“関スイ”ってどこじゃ?(棒)
カトー製品の架空所属表記です。
富山機関区の機関車に書かれた略号は「富機」ではなく「富山」では??