新元号の駅も誕生する? 平成駅、昭和駅、大正駅は存在 「大正」「昭和」が続く場所も

国内には「平成駅」「昭和駅」といったように、元号と同じ名前の駅があります。その駅名の由来は、地名や近隣の企業名など様々です。

元号含む地名や企業が由来

 2019年は「平成」が終わり、新しい元号に変わる改元の年です。

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九州にある豊肥本線の平成駅(2018年3月、草町義和撮影)。

 平成に入って以降、「平成」という言葉を入れた企業名や地名が多数出現しました。鉄道の駅にも、元号と同名のものがあります。

 JR九州の平成駅(熊本市)は改元から3年半後の1992(平成4)年7月15日、豊肥本線 熊本~南熊本間の新駅として開業しました。この駅の南側では1980年代から土地改良事業が実施され、1990(平成2)年に完了。1991(平成3)年には住所表記が、元号にちなんで「平成1丁目」「平成2丁目」「平成3丁目」に変わりました。平成駅はこの場所へのアクセス駅として建設されたのです。

「平成」だけではありません。その前の元号である「昭和」と「大正」を名乗る駅もあります。

 JR鶴見線の昭和駅(川崎市川崎区)が開業したのは1931(昭和6)年3月20日。近くに昭和肥料(現在の昭和電工)の工場があることにちなんでおり、元号というよりは企業名が由来です。ただし、昭和肥料は元号にちなんで1928(昭和3)年に設立されました。

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コメント

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1件のコメント

  1. 触れられていないが、Osaka Metroには「昭和町」があり、「大正」「昭和」と年号の付く駅が両方とも存在する。今後「平成」の付く駅が登場するのだろうか。。。