トンネルだらけの「武蔵野南線」に乗る 知られざる貨物線、リニア工事にも一役
東京エリアをぐるりと回るJR武蔵野線。旅客列車は府中本町駅から出発しますが、正式な起点はJR東海道本線と接続する鶴見駅です。鶴見~府中本町間は貨物列車用で、通称「武蔵野南線」。旅客化の構想もありました。
【地図】どこを通る? 武蔵野南線のルート
Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
なかなかに需要がありそうな区間だから、既存インフラの有効活用で旅客運用も再検討してほしい。貨物運用と並行しての工事は難しいとか言ってるけど、渋谷駅ホームの移設が出来るくらいなんだから、現代の技術を持ってすれば問題ないはず。要はJRにやる気がないだけ。
渋谷駅ホームの移設は地下でやってた訳じゃないんだよ。
武蔵野南線は大半が地下なんだよ。
80年代後半や90年代には、武蔵野南線旅客化を訴え当選した川崎市議がたくさんいたが、その方々はどう思っているのだろうか?
中には、宮崎台に乗り換え駅を作るとか、新川崎から横須賀線経由品川に乗り入れるとか言っていた。