路線バス乗り継ぎ「東京~大阪」全記録 乗り換え60回超 徒歩移動4kmの難所も

路線バスだけで東京~大阪間を乗り継ぐと、どのようなルートが考えられるのでしょうか。バスが1日1本しかない区間や、徒歩での長距離移動を強いられる区間など、「難関」は至るところにあります。

名古屋のど真ん中でも難関が!

 愛知県内では、JR東海道本線沿いから離れます。

愛知県~三重県

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名鉄バス。赤池駅前にて(2015年7月、宮武和多哉撮影)。

・豊鉄バス「二川線」:一里山~豊橋駅前

・豊鉄バス「新豊線」:豊橋駅前~新城市民病院

・豊鉄バス「田口新城線」:新城市民病院~田口

・おでかけ北設「稲武線」:田口~稲武

・とよたおいでんバス「稲武・足助線」:稲武~足助

・名鉄バス「矢並線」:足助~豊田市(東口)

・名鉄バス「星ヶ丘・豊田線」:豊田市(西口)~赤池駅

・名鉄バス「豊明団地線」:赤池駅~地下鉄徳重

・名古屋市交通局「新瑞12」:地下鉄徳重~新瑞橋

・名古屋市交通局「栄20」:新瑞橋~栄

・名古屋市交通局「名駅16」:栄~笹島町

(笹島町~名鉄バスセンター間は徒歩すぐ)

・三重交通「50」:名鉄バスセンター~桑名駅前

 豊橋から名古屋にかけては、JR東海道本線、名鉄名古屋本線に沿うバス路線がつながっていないため、山間部へ回り込むことになります。豊田市から名古屋市内へは順調に乗り継ぐことが可能です。しかし、ここで思わぬ難関が立ちはだかります。

 名古屋から三重県の桑名方面に抜けるただ1系統の路線バス、三重交通の「50」系統は、ほとんどが名古屋市内の「かの里」バス停止まりで、桑名駅前まで直通するのは名鉄バスセンター21時40分発の1本、片方向のみです。かつては近鉄名古屋線やJR関西本線に対抗すべく1時間に2、3本が桑名駅前まで走っていましたが、周辺路線も含めて急速に姿を消しつつあります。

【写真】東京~大阪「路線バス乗り継ぎの旅」を写真で追体験

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コメント

8件のコメント

  1. これはいい記事ですね!!

  2. ほかのコースも見てみたいわ

    とりあえず北海道ー東京と大阪ー鹿児島の”路線バス乗り継ぎコース”を是非!

  3. 鉄道含めの「JR以外の」東京~大阪間だと故・種村直樹氏を確か嚆矢としてTogetterでもたまに見るけどバスだけかぁ……。「いいね!」ボタンがないのが残念なくらい素晴らしい。

    鉄道含めると実質小田原(箱根湯本)~豊橋間だけが地獄?を見るルートで(鉄道だと東京メトロ→小田急、名鉄→近鉄→大阪メトロでやり過ごせる)やはりここでも静岡が難所ってのは昔からだけどバスだと楽勝区間の名古屋~大阪ですら地獄を見るのか……。

  4. 根方線は東吉原ではなくて東平沼で、廃止ではなく会社間直通がなくなって分断しただけなので、まだ東平沼での接続は図られていますね。(ダイヤ的に東田子経由なのかもしれませんが)

  5. 奥津駅前〜名張駅前だけで通常なら必ず一泊必要というね…

    平日はコミュニティバス活用、休日なら桜の時期決め打ちなら割と何とかなるか。

  6. 可能な限り路線バスで乗り継ぎ宿泊地も確保するには無難なコース

    東京駅~川崎駅は東急一日券でも行けるのに

    わざわざ都バスも使うのは太川のオマージュか…

    先にある通り沼津駅ー東平沼ー富士駅

    更に富士駅から蒲原病院も直で行ける

    薩埵峠は運転日限定のゆいバスはあてにせず

    由比駅から歩いても

    峠道に自信がなければ海岸沿いでも良いと思う

    健康ランドの送迎バスも使うと富士駅から興津駅は歩かないですむが

    これは禁じ手か

    名古屋は赤池駅ー長久手ー名鉄BCが簡単

    歩く距離も増やすと4日で達成可能

  7. 名古屋~大阪間は東海道や中山道ルートを行くものと予想してよんでいたが、その予想に反してまさかの伊賀~月ヶ瀬超え!

  8. 今年3月で遠鉄バスは掛川市、袋井市を完全撤退し、遠鉄バス「90」:掛川市大須賀支所~浜松駅の定期運行終了して、9.5km廃止になりました。磐田市福田(ふくで)営業所区間は既存路線は残りますが地元高校の通学路線の利用があり高校が2026年の統合まで残して欲しいと言う声もたくさんあります。4月からは磐田市、袋井市、掛川市の自治体からの通学バスが運用される予定です。

    掛川市南部地域、袋井市南部地域はしずてつジャストライン秋葉中遠線のみですが1時間に1~2本程度です。袋井市と磐田市を結ぶ路線は1つもありません。最低約10kmは歩きます。

    路線バス乗り継ぎの旅 東海道編は今は再度の再現が不可能に近い形になってきてます。