路線バス乗り継ぎ「東京~大阪」全記録 乗り換え60回超 徒歩移動4kmの難所も
ゴールの大阪駅で待っている「パラダイス」
大阪駅までは、もうひと息です。
大阪府内
・四条畷市コミュニティバス「田原4A」:田原台1丁目~四条畷駅
・京阪バス「37」:四条畷駅~寝屋川市駅(東口)
・京阪バス「1」:寝屋川市駅(西口)~京阪本通
(京阪本通~守口車庫前間、徒歩およそ0.6km)
・大阪シティバス「34」:守口車庫前~大阪駅前
四条畷駅からは、乗り継ぎに苦労することなく大阪市内へ向かうことができるでしょう。最後に乗車する大阪シティバス34号系統は、平日朝に1、2分おきという運行頻度を誇る、国内有数の黒字路線です。
高架下の大阪駅前バス降車場は、そこから2歩で立ち飲み屋街に入れるという、大人のパラダイスが広がっています。名店「松葉」で串カツとビールを味わうもよし、「大阪屋」でもつ煮込みとハイボールを味わうもよし。東京~大阪間のバス乗り継ぎを振り返ってみましょう。
※ ※ ※
今回示したルートを旅する場合、最低でも足かけ10日は必要です。地域によってはルートの選択肢が複数ありますが、全国的に路線バスは年々縮小の一途をたどり、挙げていったコースの中にも現状で危機に瀕している路線もあります。壮大な「路線バス乗り継ぎの旅」を経験するなら、まさに「いましかない」のではないでしょうか。鉄道では味わえない景色や、バスを必要とする人々の暮らしが見えるかもしれません。
【了】
Writer: 宮武和多哉(旅行・乗り物ライター)
香川県出身。鉄道・バス・駅弁など観察対象は多岐にわたり、レンタサイクルなどの二次交通や徒歩で街をまわって交通事情を探る。路線バスで日本縦断経験あり、通算1600系統に乗車、駅弁は2000食強を実食。ご当地料理を家庭に取り入れる「再現料理人」としてテレビ番組で国民的アイドルに料理を提供したことも。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅」など。
これはいい記事ですね!!
ほかのコースも見てみたいわ
とりあえず北海道ー東京と大阪ー鹿児島の”路線バス乗り継ぎコース”を是非!
鉄道含めの「JR以外の」東京~大阪間だと故・種村直樹氏を確か嚆矢としてTogetterでもたまに見るけどバスだけかぁ……。「いいね!」ボタンがないのが残念なくらい素晴らしい。
鉄道含めると実質小田原(箱根湯本)~豊橋間だけが地獄?を見るルートで(鉄道だと東京メトロ→小田急、名鉄→近鉄→大阪メトロでやり過ごせる)やはりここでも静岡が難所ってのは昔からだけどバスだと楽勝区間の名古屋~大阪ですら地獄を見るのか……。
根方線は東吉原ではなくて東平沼で、廃止ではなく会社間直通がなくなって分断しただけなので、まだ東平沼での接続は図られていますね。(ダイヤ的に東田子経由なのかもしれませんが)
奥津駅前〜名張駅前だけで通常なら必ず一泊必要というね…
平日はコミュニティバス活用、休日なら桜の時期決め打ちなら割と何とかなるか。
可能な限り路線バスで乗り継ぎ宿泊地も確保するには無難なコース
東京駅~川崎駅は東急一日券でも行けるのに
わざわざ都バスも使うのは太川のオマージュか…
先にある通り沼津駅ー東平沼ー富士駅
更に富士駅から蒲原病院も直で行ける
薩埵峠は運転日限定のゆいバスはあてにせず
由比駅から歩いても
峠道に自信がなければ海岸沿いでも良いと思う
健康ランドの送迎バスも使うと富士駅から興津駅は歩かないですむが
これは禁じ手か
名古屋は赤池駅ー長久手ー名鉄BCが簡単
歩く距離も増やすと4日で達成可能
名古屋~大阪間は東海道や中山道ルートを行くものと予想してよんでいたが、その予想に反してまさかの伊賀~月ヶ瀬超え!
今年3月で遠鉄バスは掛川市、袋井市を完全撤退し、遠鉄バス「90」:掛川市大須賀支所~浜松駅の定期運行終了して、9.5km廃止になりました。磐田市福田(ふくで)営業所区間は既存路線は残りますが地元高校の通学路線の利用があり高校が2026年の統合まで残して欲しいと言う声もたくさんあります。4月からは磐田市、袋井市、掛川市の自治体からの通学バスが運用される予定です。
掛川市南部地域、袋井市南部地域はしずてつジャストライン秋葉中遠線のみですが1時間に1~2本程度です。袋井市と磐田市を結ぶ路線は1つもありません。最低約10kmは歩きます。
路線バス乗り継ぎの旅 東海道編は今は再度の再現が不可能に近い形になってきてます。