クルマの「ポールアンテナ」中央後 右後 右前 なぜ設置位置まちまち? ベスト角度は?

軽自動車やコンパクトカーに多い屋根上のポールアンテナ。位置が、コンパクトカーは車体後方中央が多いのに対し、軽自動車は車種でまちまちです。また、ポールの傾きを手動調整できますが、どのくらいの角度がよいのでしょうか。

軽自動車では特にまちまちな取り付け位置

 クルマのアンテナには様々な種類がありますが、軽自動車やコンパクトカーでは、可倒式の「ポールアンテナ」が多く見られます。日産「ノート」やホンダ「フィット」といったコンパクトカーでは、屋根の後方中央に設置される傾向ですが、特に軽自動車では取り付け位置が車種によりまちまちです。

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屋根の後方中央に取り付けられたポールアンテナ(乗りものニュース編集部撮影)。

 たとえばスズキでは、「ワゴンR」「ハスラー」「スペーシア」など多くの車種で、屋根後方の右側に設置されています。一方ダイハツでは、「ミラ」シリーズや「ムーヴキャンバス」「タント」「ウェイク」など、運転席上に設置されているものが多いです。

 スズキによると、取り付け位置は車種ごとのデザインを考慮して決まるといいますが、車体の右側に設置するのは、ラジオやオーディオなどの配線がそちら側に集中している点も理由のひとつだそうです。かつては、運転席のピラー部分(運転席から見て右前の柱)に取り付けられる伸縮式の「ピラーアンテナ」が多く見られましたが、ある意味、そのなごりだといいます。

【写真】車種でここまでバラバラ ポールアンテナ位置

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