懐かしの「側面ウッドパネルのクルマ」人気再燃か 80年代に流行 アウトドアなイメージ

サーファーに人気だったウッドパネルのクルマ なぜ廃れた?

 1980年代当時から日産「セドリック/グロリア」ワゴンを多く取り扱ってきたという中古車ディーラーのジャッツ(神奈川県茅ケ崎市)は、次のように話します。

「このようなクルマは、日本ではサーファーを中心に人気を博したといえるでしょう。というのも、当時はロングボードも積み込めるようなクルマといえば、ステーションワゴンだったのです。ウッドパネルを使ったアメリカのステーションワゴンのスタイルを日本のメーカーが取り入れ、それがサーファー文化と紐づいたのだと思います」(ジャッツ)

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ジャッツが取り扱う日産のY30型「セドリック/グロリア」ワゴン(画像:ジャッツ)。

 その傾向は1990年代まで続き、いわゆる「RVブーム」のさなかに発売した「ラシーン」にも、ウッドパネルを純正オプションとして用意していました。しかし、やがて廃れていきます。

 ジャッツはその背景として、「だんだんと流線形のクルマが増え、クルマの形にウッドパネルが合わなくなってきたこともありますが、日産に関して言えば、スタイリングよりもメカにこだわるようになったというか、こうしたワゴンにハイスペックなものを打ち出すようになってきたことも大きいでしょう」と話します。

 こうして一度、廃れた木調装飾が、なぜいま注目されているのでしょうか。

「側面ウッドパネルのクルマ」当時のアメ車から現在のカスタムモデルまで

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