目的地はまだ先なのに… 車両交換のため、次の駅で別の列車に乗り換え 何が起きた?
列車に乗っているとき、まれに「車両交換」するという理由で、次の駅で降りて別の車両に乗り換えを案内されることがあります。なにが起きているのでしょうか。似たような事例でも、「車両交換」ではない場合もあります。
文字通り「車両」を交換…実は不測の事態が起きているかも?
列車に乗っているとき、まれに「次の駅で車両交換をします」とアナウンスがなされ、本来もっと先まで行くはずの列車を下車しなければならないことがあります。ほとんどは追い抜きのできる駅で行われ、さらに先へ行く場合は、向かいのホームに停車している別の列車に乗り換えるなどの案内があります。
「車両交換」とは、文字通り「車両」を「交換」することですが、なにが起きているのでしょうか。
「車両交換」とは、それまで運行していた車両に何らかの異常が発生し、これ以上の運行は困難と鉄道会社が判断した場合、その車両に代えて別の車両が運行を引き継ぐことをいいます。
ここでいう「運行中の異常」とは、東急によると、たとえば「窓ガラス破損」や「ドア故障」などがあるとしています。これらは乗客にとっても危険なため、代わりの車両を手配し、乗り換えてもらうというわけです。
なお上記の理由以外にも、急きょ別の車両へ乗り換えを案内されることもあります。
列車には、運行スケジュールを識別する「運行番号」が割り当てられています。たとえば「01運行」は、A駅を午前6時に発車し、B駅に到着後A駅へ折り返し、A駅から今度はC駅に向かい、最終的には翌0時にB駅へ到着する、といった具合です。
ところがダイヤ乱れが発生し、上記のスケジュール通りにいかなくなったとき、復旧する過程で車両をやり繰りすることがあります。そのような場合、乗客は運行上の都合で乗り換えなければならないことがあります。
しかし東急では、こうした運行スケジュールによる別車両の手配については、「車両交換」とは呼ばないといい、直接の原因が車両自体にある「車両交換」と区別しているそうです。
【了】
>たとえば「01運行」は、A駅を午前6時に発車し、B駅に到着後A駅へ折り返し、A駅から今度はC駅に
>向かい、最終的には翌0時にB駅へ到着する、といった具合です。
始発がA駅のイメージですよね?だとしたら「最終的には翌0時にA駅へ到着する」イメージでは?
無論、翌日がB駅始発の最終A駅の可能性は十分ありますが。
西鉄の天神大牟田線では意味合いは全く違うが昔から通常ダイヤで当たり前に行われている。
下りの例だと、福岡発筑紫行き・筑紫発の大牟田(方面)行きを1本の列車として、福岡発大牟田行きで運転。筑紫で車両交換。
「筑紫で接続しています」よりも、案内も分かりやすいからと推測。
40年前の常磐快速線、窓ガラス破損やドア湖沼では車両交換しなかった。というより出来なかった。
満員の乗客をいったん下ろすだけのスペースがホーム上に無かった。