深夜にあふれるトラック 高速道路SA・PA 駐車マス増やしてもなぜ停められない?
朝イチで荷物を届けるための時間調整 なぜ発生?
全日本トラック協会によると、荷主である小売店や企業などからは「朝イチで荷物を届けてほしい」というケースが多いといいます。荷下ろし場所の近くで待機できないがゆえに、SAやPAで待機することになるとのこと。NEXCO中日本も、大消費地である東京へ時間に合わせて荷物を届けるには、目的地の近くで休憩したり、時間調整したりしようという意識が働くのだろうと推測します。
このため全日本トラック協会は今後、荷主に対して入荷の時間をずらしたり、「トラック予約受付システム」を導入したりすることを働きかけていくといいます。
この「予約受付システム」とは、同じ荷下ろし場所へ集まるトラックに、荷物の受付時間枠を複数提示し、「Aのトラックは6時00分に」「Bのトラックは6時10分に」と、到着時間を整理する仕組みです。ドライバーはスマートフォンなどを通じて、その時間枠のなかから到着時間を選択します。
国土交通省によると、多くのトラックが似たような時間に到着するため、物流拠点では順番待ちによる渋滞が発生しているとのこと。受付順で処理されるので、受付開始と同時に車両が集中し、待機時間が1台あたり平均1時間45分発生しているというデータもあります。システムの導入により、ドライバーからは「時間が読めるようになった」という声があるそうです。
深夜割引もかなり影響あるが、労働時間の制約に運行時間の制約もありますよ。
それだけシビアで厳しい業種なんですトラックドライバーは。