深夜にあふれるトラック 高速道路SA・PA 駐車マス増やしてもなぜ停められない?

高速道路SA・PAで駐車マスの不足が顕在化しています。道路各社は駐車マスの拡充に取り組んでいますが、それでも停められないことがあるのはなぜでしょうか。深夜はトラックがランプの路肩にまであふれる光景が見られます。

朝イチで荷物を届けるための時間調整 なぜ発生?

 全日本トラック協会によると、荷主である小売店や企業などからは「朝イチで荷物を届けてほしい」というケースが多いといいます。荷下ろし場所の近くで待機できないがゆえに、SAやPAで待機することになるとのこと。NEXCO中日本も、大消費地である東京へ時間に合わせて荷物を届けるには、目的地の近くで休憩したり、時間調整したりしようという意識が働くのだろうと推測します。

 このため全日本トラック協会は今後、荷主に対して入荷の時間をずらしたり、「トラック予約受付システム」を導入したりすることを働きかけていくといいます。

 この「予約受付システム」とは、同じ荷下ろし場所へ集まるトラックに、荷物の受付時間枠を複数提示し、「Aのトラックは6時00分に」「Bのトラックは6時10分に」と、到着時間を整理する仕組みです。ドライバーはスマートフォンなどを通じて、その時間枠のなかから到着時間を選択します。

Large 20200707 01
海老名SAでは夜間を中心に、大型車の滞在可能台数を超過することがある。第31回国土幹線道路部会資料より(画像:NEXCO中日本)。

 国土交通省によると、多くのトラックが似たような時間に到着するため、物流拠点では順番待ちによる渋滞が発生しているとのこと。受付順で処理されるので、受付開始と同時に車両が集中し、待機時間が1台あたり平均1時間45分発生しているというデータもあります。システムの導入により、ドライバーからは「時間が読めるようになった」という声があるそうです。

一目瞭然! 東京に近いSA・PA 深夜の混雑ぶり

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 深夜割引もかなり影響あるが、労働時間の制約に運行時間の制約もありますよ。

    それだけシビアで厳しい業種なんですトラックドライバーは。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス