高山本線と飯田線 全線再開には「相当な日数」 豪雨で土砂流入や冠水 JR東海

特急「ひだ」「伊那路」にも影響が。

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土砂が流入した飯田線の小和田~中井侍間(画像:JR東海)。

 JR東海は2020年7月9日(木)、高山本線と飯田線で、豪雨に伴い複数箇所で線路が被災したと発表しました。全線の運転再開には、相当な日数を要する見込みといいます。

 判明している被害は、高山本線は飛騨一ノ宮~高山間などで土砂流入があったほか、複数箇所で線路冠水を確認。飯田線は小和田~中井侍間などで土砂流入のほか、複数箇所で線路冠水が確認されています。

 高山本線を走る特急「ワイドビューひだ」と、飯田線を走る特急「ワイドビュー伊那路」は、当面の間、全列車が運休です。

 JR東海は「現在、天候が回復した地点から順次、現地調査を進めており、被害状況の全容把握に取り組んでおります」としています。

【了】

【写真】高山本線の飛騨一ノ宮~高山間も土砂流入が発生

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