稲葉義泰(軍事ライター)の記事一覧
Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)
軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。
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中国軍機が豪加哨戒機に「危険な威嚇」 そうするに至る彼らなりの「理屈」はどこに?
オーストラリアおよびカナダの哨戒機が、続けざまに中国軍機から危険な威嚇を受けました。領空侵犯もしていないのに、フレアやチャフまで撒かれたといいます。中国はなぜそこまでするのか、彼らなりの「理屈」を探ります。
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移動洋上基地! 危険な機雷処理などのサポート担う米海軍の「ミゲル・キース」に注目
「洋上基地」の名にふさわしいフネ、米海軍の「ミゲル・キース」が、日本海での対機雷演習に初めて登場しました。「対機雷戦」というのがポイントで、今後このフネの存在は台湾情勢ともリンクすることになるかもしれません。
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海自も導入か 水上戦術をガラリと変える艦艇用レーダー「SPY-6」…何ができるの?
「兵器における高度情報化」の波が陸海空問わずあらゆるものに及ぶなか、艦艇用のレーダーがまたひとつ進化のステップを上がろうとしています。水上戦術が一変するかもしれない「SPY-6」、どういったものなのでしょうか。
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沈む軍艦は誰のもの? 露艦「モスクワ」はウクライナの「水中文化遺産」になれるのか
南の海に沈む旧日本海軍の軍艦がダイビングスポットになっているという話を耳にしますが、現状でそれらの所有権はどこにあるのでしょうか。そうした、沈んだ軍艦と「水中文化遺産」をめぐるお話です。
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「敵基地攻撃能力」のハードルが異様に高いワケ 対レーダーミサイルも必須だけど…?
「対艦」「対地」などミサイルにもいろいろあるなか、「対レーダー」というカテゴリのものがあります。日本の「敵基地攻撃(反撃)能力」議論に欠かせないものですが、導入すればあとは大丈夫、というものではなさそうです。
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ヒトラーも激怒したレンドリース法が復活 どれ程の意味を持つ? 米のウクライナ支援で
アメリカにおいて、レンドリース法が復活する見込みです。WW2期に連合国を大いに支援した法で、当然、争いごとの一方の当事者へ相当の肩入れをすることになり、事態の推移において大きな転換点となりうるものです。
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ウクライナ支援が「参戦」にはならないワケ 背景に「戦争」「中立」という概念の変遷
ロシアのウクライナ侵攻に際し、各国の支援が続々とウクライナへ届いています。交戦国の一方へ味方する行為に見えますが、参戦とはどう線引きされるのでしょうか。これには「戦争」「中立」という概念の変遷が関わっています。
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核兵器の使用は違法や否や? 国際司法裁判所もキレが悪い極限状況での選択
いまだ核兵器保有の全面禁止は実現できていませんが、そもそもその使用や、それによる威嚇などは国際法上、違法ではないのでしょうか。人類がどのように核兵器と向き合ってきたか振り返りつつ、ロシアがおかれた状況を見ていきます。
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庭先に放置の敵戦車は頂戴してOK? 陸と海でも異なる戦時の敵物品入手に関するルール
戦時に敵兵器を奪い自軍戦力に組み込むことは、特に咎められるような行為ではありません。では自宅の庭先に放置された敵戦車を頂戴し自家用車にするようなことは問題ないのでしょうか。法的にOKか否かの線引きについて解説します。
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U-2「ドラゴンレディ」のいま 冷戦の空を飛んだ高高度偵察機が担う新たな役割とは?
ロシアのウクライナ侵攻が続くなか、アメリカ空軍のU-2「ドラゴンレディ」高高度偵察機がイギリスに展開しました。U-2といえば冷戦とともに語られることの多い飛行機ですが、21世紀もなお、新たな役割を担い飛び続けています。