安藤昌季(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。
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“絶滅”間近の国鉄型 201系電車は何がすごかったのか 登場45年、関西で最後のとき
1979年に試作車が登場し、計1018両が製造された通勤形電車201系は、国鉄として初めて「省エネ電車」をうたった車両です。2024年中の引退もささやかれるベテラン電車のこれまでと現在を紹介します。
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「驚くほど洗練された高速爆撃機」海外も絶賛した旧海軍機とは 生みの親は戦後に鉄道へ
旧日本海軍で唯一、陸上爆撃機に分類された「銀河」は、試作機で最高速度566km/h、航続距離5371kmと、要求性能を上回る性能を発揮しました。水平爆撃、急降下爆撃、雷撃の全てに対応し、後に夜間戦闘機にもなった万能機は、どのような活躍を見せたのでしょうか。
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小田急よりも古い!? 戦前の「ロマンスカー」現存唯一の車両を見てきた そもそも“ロマンス”の意味はご存じ?
「ロマンスカー」といえば小田急電鉄の特急電車が有名ですが、同じ呼び方をされた列車は戦前から私鉄各社が走らせていました。そのなかで唯一現存しているのが、神戸市電700形「ロマンスカー」です。どんな電車でしょうか。
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その座席、実は超豪華! 驚きの移植「座席だけ名列車」たち ライバル私鉄が“夢の競演”している車両も!?
鉄道車両には、製造後に様々な理由で改装を受け、座席が交換されるものもあります。交換される座席は新品とは限らず、同時期に引退した車両の座席を譲り受け装備することも。今回は名車の座席を装備した現役車両を紹介します。
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各国の“魔改造”戦艦たち 最も原形を留めていないのは!? 装甲マシマシ「新型に勝る」は本当か?
第二次世界大戦まで、各国の海軍力の象徴で主力でもあった戦艦。それだけに、就役後も戦力を向上させるための改装を行った戦艦が数多くあります。中でも大規模に改装された戦艦について、実行されなかった計画も含めて取り上げていきます。
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日本唯一のレア種別「特快速」どんな意味? 乗ったら確かに速い! 急勾配をカッ飛ばす路線
全国で神戸電鉄にしか存在しないレア列車種別「特快速」。列車も平日朝の三田発2本のみのため、地元の人以外で乗車するのは非常に困難です。どのような列車なのでしょうか。
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「廃止してくれないか」と市がJRに提案する路線に乗ってみた ガッツリ朝ラッシュ なのにナゼ?
JR西日本の兵庫駅から1駅だけ運行されている和田岬線は、通勤輸送に特化した路線です。休日は1日2往復しか走らないながら黒字ですが、存廃問題も持ち上がっているとか。どのような路線なのでしょうか。
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夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」は寝台列車より寝心地よい? 各設備で「寝比べ」 目撃した意外なお客さん
JR西日本の特急「WEST EXPRESS 銀河」は、眠れる設備を多く持ち、夜行列車として運行されることも多いために寝台列車のように扱われることもあります。「銀河」で本当に眠れるのか、騒音と振動を計測してみました。
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なぜ地味なのか「JR難波」 かつての一大ターミナル今後は大化け? 実は30年前からあった“構想”
大阪市の難波には鉄道が集中しています。南海、近鉄、阪神といった私鉄のほか、大阪メトロの地下鉄も乗り入れます。その中でやや地味なのがJR西日本でしょう。現在では特急列車の設定もありませんが、今後は大きく変わろうとしています。
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「歴代イチ豪華な新快速」とは JR西日本初の自社設計、気合が違う! 今も古びない実力
221系はJR西日本が新快速用の電車として1989年より投入した電車です。3扉に転換式クロスシートという、現在まで続く新快速のスタイルを確立した名車ともいえます。実は歴代の新快速で最も豪華な車両でもあるのです。