月刊PANZER編集部の記事一覧
Writer: 月刊PANZER編集部
1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。
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日本の「ごうりゅう」プロジェクトとオーストラリア原潜騒動…どうしてこうなった?
フランス潜水艦キャンセル&アメリカ原潜導入発表という大立ち回りを見せたオーストラリア。当然、フランスは激怒している様子ですが、オーストラリアにもそれ相応の事情があるようです。その経緯と背景を紐解きます。
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転換点はひとりのキーパーソン もうコピー兵器とはいえない中国第3世代戦車への歩み
21世紀に入り長年の「コピー兵器」「人海戦術」というイメージを脱しつつある中国軍ですが、この「長年」というのは比喩でもなんでもなく、実に長い年月をかけ歩みを進めてきました。大陸国家の顔たる戦車も、またしかりです。
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海外邦人救出 自衛隊はどう臨むの? 装備 システム…輸送機だけじゃないその「備え」
2021年8月、自衛隊はアフガニスタン情勢を受け、邦人輸送のためC-2輸送機など航空機と人員を派遣しました。こうした事態に対処するため自衛隊では、艦艇や車両の備えはもちろん、拠点やシステム構築の訓練などもなされています。
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沈む英独二大戦艦から生還! 船乗り猫「ブラッキー」と「不沈のサム」の航跡をたどる
太古の昔より、船に猫はつきものでした。そうした猫を「船乗り猫」と呼び、長く船乗りたちのパートナーを勤め、そしてWW2期の軍艦においてもその姿が見られました。乗艦であった戦艦の沈没から生還したという、2匹の猫のお話です。
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チャーチルお気に入り「プリンス・オブ・ウェールズ」喪失の意味 新鋭艦なぜ極東へ?
英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」は当初、英本国艦隊に所属し、独戦艦「ビスマルク」とも砲火を交えましたが、その最期はマレー沖海戦です。東洋艦隊への編入に際し同艦が背負っていたのは、まさに大英帝国の威信そのものでした。
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「カスピ海の怪物」北方領土へ 西側世界をザワつかせたその正体と果たした重要な役割
冷戦時代、ソ連に関するアメリカの諜報活動から漏れ伝わってくる情報のなかに「カスピ海の怪物」なるものが登場します。長らくそのニックネームばかりがひとり歩きしたソ連の特殊船舶「エクラノプラン」のたどった歴史を振り返ります。
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元祖は戦車ぽくなかった自走砲 足まわりの変遷 原点回帰する「大砲を楽に動かす努力」
陸上自衛隊の19式装輪自走りゅう弾砲は、大型トラックの荷台に砲を積んだ外見のいわゆる「自走砲」です。自走砲といえば戦車のような外見のものが主流かと思いきや、その元祖は、実は19式と同じタイヤで走る装輪タイプでした。
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ポーランド なぜいま「エイブラムス」? 米最新戦車を大量購入 考えうるふたつの事情
ポーランドがアメリカ製戦車「エイブラムス」最新型を大量購入すると発表しました。同国はドイツ製「レオパルド2」戦車のほか、旧ソ連製T-72戦車も運用中です。兵站の不利を差し置いたこの決断、背景にどんな事情があるのでしょうか。
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自沈すら阻止された不運すぎる独潜水艦U-505の逆転 かくて不名誉艦は栄誉に与かれり
WW2期、連合国が全力で解明に努めたドイツの暗号機「エニグマ」。これをめぐる逸話は枚挙にいとまがなく、なかでも決定的なできごとのひとつがU-505潜水艦の鹵獲でしょう。最悪の不名誉を被った同艦の、清々しいまでの逆転のお話です。
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戦車はもう不要なの? 台頭する無人兵器 英は生産終了…「陸戦の王者」今後のあり方は
戦車はその誕生以来、常に「対抗手段」と共にあったといえるでしょう。対戦車ミサイルなどの対抗手段が登場するたび戦車不要論は囁かれてきました。無人兵器の台頭で改めて不要論が浮上する昨今、いよいよその命脈は尽きるのでしょうか。