航空の記事一覧
-
悲劇の運命 アメリカ海軍の「空飛ぶ円盤」XF5U なんと初飛行前にスクラップ
「空飛ぶ円盤」は、なにもSFや超常現象の世界に限った話ではありません。航空工学において「円盤翼」は、世界中で研究されてきました。そのようななか、アメリカ海軍は第2次世界大戦において、戦闘機として用いようとしました。
-
ジェット&レシプロエンジン融合戦闘機なぜ生まれた? 米海軍FR-1「ファイアボール」
アメリカ海軍は、第2次世界大戦中にハイブリッド戦闘機なるものを開発し、部隊運用までしました。「ハイブリッド」といっても現代のハイブリッドカーとは異なるものですが、燃費が重要な要素のひとつである点は同じといえます。
-
夜間戦闘機「月光」の数奇な人生 斜め銃 レーダー装備で夜に活路 B-29撃墜のエースも
旧日本海軍唯一の制式夜間戦闘機が「月光」です。B-29爆撃機などの迎撃に用いられましたが、最初から夜間戦闘機として開発されたわけではありません。当初、不採用になるものの使われ続けた戦闘機とはどんなものでしょう。
-
ガンダム「ミデア」のようなコンテナ式飛行機 なぜ実現せず? 米空軍XC-120試作で終了
コンテナという規格化された物流の仕組みは軍事にも波及し、軍用貨物も民間コンテナで運ばれています。そのまま飛行機に吊り下げられれば便利ですが、そうしたものは見られません。実用化には、大きな壁があるようです。
-
「夜間戦闘機」はなぜ「夜間」なのか? 日中の活動は苦手な「夜行性飛行機」
現代の飛行機は昼夜を問わず空を飛び交っていますが、かつては夜間に特化したものも存在しました。その代表的なものが第2次世界大戦中に搭乗した「夜間戦闘機」でしょう。通常の戦闘機とはやはり、ひと味違う特徴がありました。
-
ひどい欠陥機だったソ連のSu-27戦闘機「フランカー」 命がけの再設計
ソ連時代の戦闘機開発は、国営の設計局が担う国家プロジェクトですが、なにかと死が身近な同国でそのちゃぶ台をひっくり返すのは、並大抵の覚悟ではできないでしょう。しかしその命がけの再設計で、のちの大傑作機が生み出されました。
-
首都圏防衛の要は「埼玉」 県内の超重要機関5選 国防や大災害時 拠点になる「埼玉」
第2次世界大戦後、関東地方のほぼ中央に位置する埼玉県には、東京都に隣接しまとまった土地が確保できたことから、各種官公庁の施設が置かれました。そのなかには、首都圏を守るための重要な機関がいくつもあります。
-
「迎撃機 垂直に打ち上げたらどうだろう」ドイツBa349の能力とは「有人対空砲」の評も
第2次世界大戦中、イギリス本土から飛来する連合軍の戦略爆撃機に手を焼いたドイツは、ロケット技術を用いて使い捨ての迎撃機を開発しました。わずか2分弱で高度1万2000mを目指す戦闘機とはどんなものでしょう。
-
「零戦」驚異の航続力 東京起点でどこまで行けたか? 日本独自開発「落下増槽」の効果
零式艦上戦闘機、いわゆる「零戦」は、太平洋戦争において幾度も長距離洋上飛行を行っています。往復で2000km以上飛行することもありましたが、最長でどれくらい飛べたのでしょう。距離と時間の両面から見てみます。
-
茨城空港「東京直通500円高速バス」廃止へ 背景に茨城県の懸念 補助打ち切りの方針
茨城空港と東京駅を結ぶ直通高速バスの「航空機利用者に限り運賃500円」という施策が廃止される見込みです。茨城県が運賃補助を打ち切る方針で、背景には「県内にお金が落ちない」という懸念があります。