歴史の記事一覧
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山形新幹線「400系」どんな車両だった? 初のミニ新幹線「つばさ」 在来線に直通
400系は山形新幹線用に開発された車両です。この新幹線は「新幹線」を名乗っていますが、実際は在来線を改良して新幹線と直通運転できるようにした「ミニ新幹線」。そのため400系には従来の新幹線車両にはない大きな特徴がありました。
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東海道・山陽新幹線「300系」どんな車両だった? 50km/hも速くなった初代「のぞみ」
国鉄分割民営化後、東海道・山陽新幹線の高速化を図るために開発されたのが300系電車です。出力増強と軽量化で最高速度を大幅に向上。従来車とは一線を画したシンプルな構成は、営業面でも現在の東海道・山陽新幹線の基礎となりました。
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相鉄「東京直通」布石になった幻の「横浜6号線」 その名残、いまも港北ニュータウンに
関東大手私鉄で東京都心に唯一乗り入れていない相鉄が、まもなくJR東日本との相互直通運転を開始。相鉄線から新宿方面へ乗り換えなしで行けるようになります。実は1960年代にも相鉄線のエリアから東京に直通する新線の構想がありました。
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東北・上越新幹線「200系」どんな車両だった? 雪と戦うスノープラウに雪切り装置
東北・上越新幹線に導入された200系。一見すると0系とよく似ていますが、寒さや雪と戦うための様々な対策が施されるなど、見た目からは分からない大きな変化も。車内のサービス設備も変わりました。
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東海道・山陽新幹線「100系」どんな車両だった? 初2階建て 個室 カフェテリア 食堂車
東海道・山陽新幹線の100系は、新幹線のイメージを大きく変えた電車です。青と白の塗装や5列の座席は0系を踏襲しつつ、先頭のデザインはシャープなものに。さらに2階建て車や個室も導入し、サービス面でも大きく進化しました。
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東海道・山陽新幹線「0系」どんな車両だった? 初代新幹線の特徴は 食堂車、光った鼻
丸みを帯びた流線型の先頭が印象的だった、東海道・山陽新幹線の0系電車。営業運転の最高速度が世界で初めて210km/hに到達した新幹線の初代車両です。その後に続く新幹線車両の基礎を作りました。
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川を買って路面電車通りに 駅と甲子園球場、甲子園線を生んだ阪神電鉄の「大きな賭け」
高校野球の舞台として知られる阪神甲子園球場の横を、かつて路面電車が走っていました。そして、その路面電車が開業するたった数年前、道路はそのまま川だったのです。川と原野を巨額で買収したのは、阪神にとって大きな賭けでした。
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明治通りの広い空き地、何のため? 総武線と京葉線つなぐ「幻の貨物線」その将来は
明治通りの一部には道路の拡張用地のような空き地が連なっています。もともとは貨物線を建設するために確保された土地。現在は貨物列車ではなく路面電車のような小型の車両を走らせる構想が浮上していますが、実現していません。
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栄光の「チーム・ロータス」とその黄昏 英の名門F1チームが日本企業ロゴをまとうまで
2011年に勃発した、F1のチーム名「ロータス」を巡る混乱は、若い世代にはあまりピンとこないものだったかもしれません。歴史に名を刻むかつての「チーム・ロータス」を、タミヤ本社ギャラリーに展示された2台のマシンから振り返ります。
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戦前にもあった新幹線計画「弾丸列車」工事の名残を東海道に訪ねてみた
かつて「弾丸列車」と呼ばれた、東京~下関間を結ぶ高速鉄道の計画がありました。戦時中に中止されて幻に終わったものの、在来線の改良と私鉄の延伸計画に影響を与えながら戦後の東海道新幹線の布石に。その名残を訪ねてみました。