柘植優介(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 柘植優介(乗りものライター)
子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。
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陸自「戦車乗り」のブーツ なぜ脱げやすいのか? 迷彩服も実は違うもの着てます
戦車のたとえとして「鉄の棺桶」という表現がありますが、乗員にとっては被弾した戦車から、いかに迅速に脱出するかが生死の分かれ目になります。その時、文字通り乗員の脚を引っ張らないよう、戦車用ブーツには工夫が施されています。
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悩む戦車 密閉度高いと射撃排煙で乗員酸欠 低いとNBC防護ダメ どうすれば…
戦車は防御力を確保するために開閉できる部分が最低限に抑えられ、空気がこもりやすいものです。砲弾を火薬で飛ばすため、かつては酸欠も大きな問題に。現代にいたるまでのその対策の変遷には、背景となる時代も透けて見えます。
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2019年 話題になった「自衛隊乗りもの装備」5選 期待のルーキーから去るベテランまで
自衛隊は、国防や災害派遣、国際貢献などの任務にあたるために、必要に応じて装備を更新しています。そのため新装備が加われば、旧式装備は姿を消します。それらのなかで、2019年に話題となった装備を集めてみました。
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FFは異端な戦車世界 イスラエル「メルカバ」なぜフロントエンジン フロントドライブ?
世界的には戦車のエンジン配置は車体後部が主流です。しかし世界には、あえて主流から外れて、車体前部にエンジンを搭載する戦車があります。イスラエルが独力で開発した「メルカバ」。なぜ独自路線を突き進んだのでしょう。
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潜水艦にプール!?「軍艦の意外なリフレッシュ設備」5選 長期航海中の士気低下を防げ!
軍艦に乗り込む乗員には、時として過度なストレスがかかることがあります。乗員の士気低下は戦闘能力の低下につながるため、士気向上を目的に艦内設備の充実を、様々な手段で図っています。
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初の純国産4発ジェット機「飛鳥」日本に何をもたらしたのか? 日の丸STOL機の技術とは
1985(昭和60)年に初飛行したSTOL実験機「飛鳥」は、わずか3年半で飛行を終えました。しかし「飛鳥」はSTOL技術だけでなく、そのほかの様々な航空技術の実験も担っており、それらは後の新型国産機で開花しました。
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戦艦「大和」の装甲はどれぐらい強かったのか? アメリカ軍の実射テストの結果は…
世界最大の戦艦として知られる旧日本海軍の戦艦「大和」。アメリカの新型戦艦との砲撃戦を想定して、装甲防御力も格段に強化していました。その強力な防御力の一端をはかり知ることができる遺構がアメリカ本土に残されています。
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クルマだと普通ない「RF車(リアエンジン フロントドライブ)」 「戦車」にはある謎
戦車のエンジンは、大きく重いため、どこに積むかは重要です。また出力を起動輪(駆動輪)に伝えるトランスミッションも重要です。これらをバランス良く配置し、なおかつコンパクトにするために戦車開発者たちは知恵を絞りました。
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ロシア唯一の空母「クズネツォフ」中国初空母「遼寧」なぜ激似? 逆転した露中の立場
ロシアと中国の両国が国家の威信をかけて保有する空母ですが、これらは艦体規模が同サイズで、さらにそっくりな外観を有しています。なぜなら両国の空母は、元をたどると実は同じ血統だからです。
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「ミサイルになりきり護衛艦を攻撃する飛行機」がある 海自U-36A多用機 その目的は…
海上自衛隊には、対艦ミサイルに化ける小型ジェット機があります。そのような任務が与えられた有人機は世界的に見てなものレアです。このジェット機が訓練に参加することは、どんな意味があるのでしょう。