大手民鉄16社 鉄道収益38.6%減 輸送人員35.7%減 第2四半期決算
新型コロナウイルスの影響が、大きく出ています。
日本民営鉄道協会が2020年11月19日(木)、大手民鉄16社の「2021年3月期第2四半期決算概況」と、「鉄軌道事業旅客輸送実績」を発表しました。
「2021年3月期第2四半期決算(累計)概況」における経常損失は、大手16社合計で、個別決算では740億円、連結決算では2671億円とのこと。
また個別決算の「鉄軌道事業営業収益」は5494億円で、前年同期比38.6%減。連結決算の売上高は2兆6759億円で、前年同期比35.8%減といいます。
「鉄軌道事業旅客輸送実績」は、対前年同期比35.7%減の35億2000万人。地域別では、関東9社合計が36.8%減、関西5社合計が32.7%減、名鉄が29.8%減、西鉄が31.1%減です。
このうち、定期外の(定期券使用ではない)輸送人員は、大手16社合計で45.7%減の11億9910万4000人、定期輸送人員は28.9%減の23億2998万8000人と、定期外の利用者減少が目立っています。
なお「大手民鉄16社」は、東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄です。
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利用者が戻ってこないのが確実なら、それなりに列車を間引けばCO2排出量を少しだけ減らせるかも。