川崎重工 中日新聞社より最新ヘリコプター「BK117D-3」を報道用として初受注

川崎の新型機、報道ヘリにも採用されました。

 2020年12月、川崎重工が中日新聞社(名古屋市)から、最新ヘリコプター「H145/BK117D-3」を受注しました。

 用途は報道用で、中日新聞社と東海テレビ放送が共同運航するとのこと。なお川崎重工としては6機目の受注となり、報道ヘリとしては初になります。

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最新型のH-145/BK-117D-3ヘリコプター(画像:川崎重工)。

 BK-117D-3のサイズは全長13.54m、全幅1.73m。乗員は10名から12名、最大全備重量は3800kg、最大速度約267km/h、航続距離は740kmです。従来のBK-117D-2の改良型として誕生しており、D-2と比べて有効搭載重量が約150kg増加し、整備が容易な最新式のメインローターシステムを採用したことで整備期間が約半分に短縮されている、この2点が特徴といいます。

 BK117シリーズは、ヨーロッパのエアバス・ヘリコプターズと国際共同開発した中型双発機で、1983年の初号機納入以来、数度にわたるモデルチェンジを繰り返しながら、エアバス・ヘリコプターズと合わせて全世界で1600 機以上の納入を誇るベストセラー機。ちなみにエアバス製が「H145」という名称です。

【了】

【写真】ひとつ前のタイプBK-117D-2 D-3との違いは?

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