東北新幹線不通で出現 「ANA羽田→福島臨時便」搭乗レポ 激短路線の機内の様子は?

短距離フライトゆえの機内 でもサービスはANAらしく…

 距離にして200km弱、飛行時間でいえば30分程度のショートフライトとなる、ANA羽田発福島行きの臨時便は、第2ターミナル向かいのC滑走路を北へ向け午前8時40分すぎに離陸した後、ほぼまっすぐ北上します。

 ベルトサインが消灯したのは午前8時46分。消灯後間髪入れずに「15分程度でベルトサインが点灯するので、お手洗いはいまのうちにお済ませください」というCA(客室乗務員)からのアナウンスが流れるのは、この距離ならではでしょう。ちなみに、フライト時間こそ短いものの、フルサービスキャリアらしくドリンクサービスが提供されます。

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2021年2月19日のNH1509便の飛行ルート(画像:Flightradar24)。

 とはいえ、一般的にボーイング737シリーズを用いるような航空路線であれば、路線による差はあれど、おおむね巡航高度は3万ft(約1万m)を超える程度であるのに対し、この便の巡航高度は1万5000ft(約5000m)。臨時便は、その距離ゆえからか、多くの路線の半分の高度で福島に向かっています。

 ベルトサイン再点灯は午前8時59分ごろ。この日は空港を回り込むような形で旋回し着陸したためか、ほかの日より数分、飛行時間が長くなっています。とはいえ時刻表上の到着時間は9時20分なので、定刻で到着です。そして、降機までの待機時間、普通であれば上空で実施される「機長からのアナウンス」がここで実施されます。

 なおANAの公式サイトによると、羽田~福島線の臨時便は、21日(日)以降の運航予定はないようです。またJR東日本は、東北新幹線を24日(水)に全線運転再開見込みであると発表しています。

【了】

【写真レポ】ANA「羽田→福島」臨時便の様子

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コメント

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3件のコメント

  1. 須賀川の人はよいだろうけどいくら飛行機が速くてもなかなか…むかしF50が飛んでた頃行こうとしたけど…

  2. プレミアムクラスは機内食は出たのかしら...
    八丈島線みたいに茶菓子だけ?

  3. 福島空港や仙台空港から羽田空港の路線、工夫次第で開設出来ますね。