コロナで旅客機トイレに革命! ANAが世界初「肘だけで開けられるドア」実用化 国内線に

新型コロナで「非接触」が各業界のテーマとなるなか、ANAとジャムコが「手を触れずに出られる機内トイレのドア」を共同開発。その搭載1号機となる、ANA国内線用のボーイング787が披露されました。

新たなトイレドアができるまで 導入機材は?

 ANAとジャムコはこの「手を使わず開けられる」トイレのドアを2020年5月に開発。試作品は、同年7月から9月までの約1ヶ月半、羽田空港のANAラウンジで設置し、利用者の反応や意見を集めました。ここで集まった500件超の意見などを踏まえ、使い方のガイドとなるシールを貼ったほか、ハンドルの形状を見直すといった改修を実施したのち、今回の実用化となっています。ANAの担当者は「新装備ではあったものの、発案から導入までスピード感をもってできた」としています。

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「手を触れずに出られる機内トイレのドア」を導入したJA817A(2021年4月28日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新たなトイレドアを備えた初号機「JA817A」の就航は、2021年5月初頭を予定しています。今後、化粧室ドアが搭載される機体は、国内線仕様のボーイング787-9型機11機(JA817A含む)、787-9型機2機で、これらは2021年度内に順次新たなドアが導入される予定です。そのほか、777-200型機8機にも、このタイプのドアが導入されます。ANAによると「より多くのお客様にこのドアをご利用いただけるよう、まずは客席数の多い国内線機材から導入した」とのことです。

 このほかANAでは、空港で2021年4月より国内空港の自動チェックイン機のタッチパネルに抗菌フィルムを取り付けたほか、国内線の機内では毎日夜間のアルコール消毒に加え、2021年2月より持続性の高いウイルス除去剤を使用した定期的な消毒をはじめるなど、ニューノーマル内における同社の搭乗スタイル「ANA Care Promise」のアップデートを順次実施しているとのことです。

【了】

【写真】ANAの「手要らずトイレ扉」をサッと見る。

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