「え?出演者皆裸じゃん!!」 突飛な「機内安全ビデオ」が生まれるワケ 願いは一つ!

旅客機が離陸する前、多くの航空会社で「安全ビデオ」が流れます。なかには「裸の機内ビデオ」「歌舞伎」などユニークなものも。ただこれは決められたルールのなか、各社が工夫を凝らした結晶でもありました。

国内外問わず「ユニークビデオ」あり

 旅客機が離陸に向けて動き出したころ、多くの航空会社では、「座席ベルトをお締めください」「救命胴衣は座席の下にあります」などと、安全運航のためのビデオが3~4分間流れます。この「安全ビデオ」、それぞれ会社が “視聴率向上”を図るべく、さまざまな工夫を凝らしています。

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ANAのボーイング777-200国内線仕様機の機内。「歌舞伎」テーマの安全ビデオが流れている(乗りものニュース編集部撮影)。

 2022年5月に入って、ニュージーランド航空が、機内の安全ビデオを刷新しました。同社は世界の航空ファンのなかで“伝説”となった、登場するクルーの制服がボディ・ペインティング(つまり裸で出演していたことになる)だった安全ビデオをはじめ、意表を突いたビデオを作成することに定評がありました。今回は荘厳でロマンにあふれた神話の中で、空を行くカヌーから乗客へ安全運航の協力を求めています。

 日本の航空会社でも工夫が凝らされたビデオを作成しているところがあります。たとえばANA(全日空)では2021年まで、なかなか“カブいた”ビデオを流していました。海外において「日本」を象徴するひとつとして知られている「歌舞伎」をテーマにしたもので、エンタテインメント性を盛り込むことによって機内安全ビデオへの注目を高めるほか、おもに海外旅客からの「日本の航空会社」としての認知度向上といった狙いがありました。

【写真】ANA「歌舞伎」安全ビデオ撮影の裏側

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コメント

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1件のコメント

  1. 間違い探しとかウォーリーを探せとか入れといて当てた人は全員マイレージ5000プレゼントだったら皆血眼になって見るかも。