圧倒的迫力! 戦車づくしの陸自第7師団・東千歳駐屯地記念行事 3年ぶり開催

北海道にある東千歳駐屯地で、3年ぶりに第7師団および東千歳駐屯地の記念行事が開催されました。日本唯一の機甲師団として、戦車を約200両保有する部隊の観閲行進と訓練展示は圧巻の内容でした。

訓練展示も戦車がメイン

 また、第7師団および東千歳駐屯地の記念行事では、最後に行われる訓練展示も圧巻です。

 日本最大の戦車数を誇るため、戦車が主体で、なおかつ支援部隊として登場する車両も履帯駆動、いわゆるキャタピラ駆動のものがほとんどです。また記念行事が実施される会場は、旧日本海軍が造成した長さ2kmある滑走路跡であり、その奥には広大な訓練場が広がっている場所でもあるため、陸上自衛隊の記念行事では珍しく「地雷原処理用ロケット弾」という大型ロケットの実射も行われます。

Large 20220522 01
第7師団創隊67周年 東千歳駐屯地創立68周年記念行事の様子(2022年5月22日、柘植優介撮影)。

 戦車や装甲車が走り回るエリアも、ほかの駐屯地記念行事とは比較にならないほど広く、かつ同時進行に近い状況で次々行われるため、ちょっと目を離したすきに射撃の瞬間を見逃すといったようなこともありました。

 第7師団の発表によると、今回の記念行事には車両約360両、隊員約1500名が参加したとのこと。一方、招待客は800人でした。なお、第7師団は公式Twitterで「来年こそは皆様に案内できることを心より楽しみにしています」とコメントしていました。

【了】

【10式戦車&90式戦車がいっぱい!】3年ぶりの第7師団記念行事の様子

最新記事

コメント