白と緑の新幹線9年ぶり復活! 東北・上越新幹線200系を振り返る 外も中も七変化

2022年6月、東北・上越新幹線に「200系カラー」のE2系が登場しました。これは同線開業当時に使用された200系の登場時の車体カラーを復刻したもの。長年にわたって北の新幹線の顔だった200系は、どんな車両だったのでしょうか。現役当時を振り返ります。

アルミ製の車体を採用、なぜ?

 東北・上越新幹線に2022年6月、かつての200系電車のカラーリングを施したE2系電車が登場しました。現行のE2系は、上半分が飛雲ホワイト、下半分が紫苑ブルーという配色ですが、「200系カラー」では窓周りを中心にモスグリーンとなっています。

 往年の電車を復刻した形ですが、これは東北新幹線開業40周年を記念してのこと。ではかつての200系とは、どんな車両だったのでしょうか。

Large 220719 fkcym 01

拡大画像

「200系カラー」で復刻された東北・上越新幹線のE2系電車(画像:写真AC)。

 200系は1982(昭和57)年、東北・上越新幹線開業に際して登場しました。寒冷地を走る同線では、冬季の寒さや雪へ対策が特に強化され、200系は先頭部のスノープロウ(雪かき)を大きくして雪を跳ね飛ばす仕組みを備えたことが大きな特徴です。

 また、東海道・山陽新幹線に次ぐ新幹線として車体色を一新しています。東海道・山陽新幹線では、アイボリーホワイトにブライトブルーと呼ばれる青色を使用していましたが、東北・上越新幹線の200系ではアイボリーホワイトはそのままに、青色の部分はモスグリーンにしてイメージを一新しています。

 東北・上越新幹線は、東海道・山陽新幹線と比べて駅間が短いほか、勾配やトンネルが多い上に冬季は雪かきをしながら走行することに配慮し、車両はパワーアップされました。これに伴い装備品が増えて重くなるため、200系ではアルミ製の車体を採用して重量の増加を抑えています。さらに、ボディーマウントと呼ばれる車体構造を採用し、車体の床下を覆う構造とすることで、床下に備えた機器に雪が付かないように配慮されていたのです。

【奇跡の共演に見えなくもない】“200系”に映り込むE5系

最新記事

コメント