そっくりだけど違う! 引退するキハ281系と“まさか”の復活キハ283系 北海道の2大特急車両

札幌~函館間の特急「北斗」で使用されていたキハ281系が間もなく定期運行を終了します。その一方で、すでに引退したキハ283系が、来春から特急「オホーツク」「大雪」で復活を遂げます。よく似た両形式にはどんな違いがあるのでしょうか。

「スーパーおおぞら」でデビューしたキハ283系

 その後継車両が、キハ281系とよく似たキハ283系気動車です。こちらは2022年の3月に引退したばかり。形式名もよく似た両者、どのような違いがあるのでしょうか。

 キハ283系は札幌~釧路間のスピードアップを目指して開発された特急形気動車です。キハ281系と比べ振子式の改良が図られており、車体を傾ける角度が6度に拡大したほか(キハ281系は5度)、カーブに応じて車軸を曲げる操舵機能を台車に備え、線路への負担が軽減されています。

Large 20220905 01
2023年春に営業運転に「復帰」する予定のキハ283系(柴田東吾撮影)。

 キハ283系は1995(平成7)年に試作車がつくられ翌年から量産化され、1997(平成9)年から「スーパーおおぞら」として営業運転を開始しています。

「スーパーおおぞら」の登場により、札幌~釧路間は最速3時間40分で結ばれ、従来よりも45分短縮されました。キハ283系は後に「スーパー北斗」や札幌~帯広間の「スーパーとかち」(現在の「とかち」)でも使用されましたが、2013(平成25)年以降は「スーパーおおぞら」のみに使用されています。この際、最高速度は130km/hから110km/hに改めたほか、2020年には列車名を「おおぞら」に改称しています。

 先述の通り3月には「おおぞら」から退き、定期運行を終了していましたが、翌2023年春から特急「オホーツク」「大雪」として復活し、札幌・旭川~網走間の特急として使用されることが決定しています。

 同じ振子式特急としてつくられ、外観もよく似たキハ281系と283系ですが、性能以外にも、実は様々な違いが存在します。

【編成表&写真】試作車連結!しかも 登場時の塗装&ロゴで

【鉄道特集】往年の名車、活躍中のエース どんな車両? 国鉄時代の思い出も

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス