新宿から自転車そのまま持ち込めます! 京王が実証 「Mt.TAKAO号」ならでは?

そのまま持ち込める手軽さよ…

「Mt.TAKAO号」の途中停車駅は明大前(世田谷区)のみ。新宿駅から終点の高尾山口駅までは43分で到着です。列車内でモニターは、当日のサイクリングコースの確認や仲間同士での談笑をしていました。

Large 221228 twilight 02

拡大画像

列車内へ愛車をそのまま持ち込める。サイクリストも満足そうだった(2023年1月28日、大藤碩哉撮影)。

 参加者の1人、30代の男性に話を伺うと、当日はJR山手線で新宿駅まで来てから「サイクルトレイン」に乗ったとのこと。山手線へは自転車をそのまま持ち込めませんから、新宿駅では自転車を組み立てたといいます。

 この組み立て、もしくは分解といった作業には、人によるものの10~30分かかるとのこと。特に駅で行う際は周囲の通行の妨げにならないよう隅で行わなければならず、そういった手間のかからない「サイクルトレイン」は魅力的だと話します。また「サイクルトレイン」乗車は3回目だといい、前回は伊豆箱根鉄道駿豆線だったそう。

 話を伺ったもう1人も30代の男性でした。新宿駅へは自宅から約10km自走したとのこと。やはり自転車の組み立て、分解の手間を省くためだそうです。モニター募集は、今回の「サイクルトレイン」を共同で開催した自転車メーカー「ジャイアント」のウェブサイトで知ったそうで、「サイクルトレイン」への乗車は初めて。愛車をそのまま列車へ持ち込める非日常を味わいたかったと話します。改めて、43分間の乗車は快適だったと満足げな表情でした。

【写真】列車内で自転車はどう固定する?

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。