「日本一のショッピングセンター」実は成田空港だった!? 巨大モール凌駕の売上 納得の戦略

新型コロナ拡大前、売上高が日本一の「ショッピングセンター」は成田空港でした。こうなったのには、独特の立地を活かした綿密な戦略が存在します。

2018年度の売上高は1432億円

 新型コロナウイルス感染拡大前、売上高が日本一の「ショッピングセンター」は、実は我々がよく知る大型ショッピングモールではなく、成田空港でした。空港がなぜ、と思う人も多いかもしれませんが、それは独特の立地を活かした綿密な戦略によって達成されたものでした。

Large 20230319 01
成田空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 コロナ前の成田空港は約460の飲食店や土産物店がテナントで入り、ショッピングセンター(SC)としても位置付けられていました。専門紙による全国主要SCのアンケート調査によりますと、2018年度の売上高は1432億円で、2014年度から売上高1位に輝いていたそうです。

 こうした同空港の「ショッピングセンター化」は、2004年4月1日に空港公団が民営化されて進みました。成田国際空港株式会社の2020年度のセグメント別収益では、物販や飲食収入が含まれるリテール事業は、全収益の11.7%にあたる83億円を占めるまでに成長しています。

 そして、その「ショッピングセンター化」へむけた“助走”は、空港公団時代から、念入りに行われてきました。2001年9月、第1ターミナルビルにも免税ブランド店がオープンした当時、公団職員が話した抱負を筆者は今でも覚えています。「出国前の旅客に購買意欲を起こす品をそろえたい」というものでした。

【圧倒的迫力】世界唯一の珍設備!成田空港に実在した「ジャンボ丸洗いマシーン」

【特集】羽田、成田から下地島まで…全国の空港特集

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス