ついにウクライナに最強戦車M1「エイブラムス」届くか? 米国防総省の関係者らがコメント

まさか年内になるとは。

順応訓練の終了に合わせて納入の可能性

 ウクライナへの供与いつになるか注目されているアメリカのM1A1「エイブラムス」戦車が2023年9月に引き渡される可能性があると、アメリカのニュースメディアであるポリティコが現地時間の2023年7月28日に報じました。

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射撃を行うアメリカ海兵隊のM1A1「エイブラムス」(画像:アメリカ海兵隊)。

 国防総省当局者、米国当局者、業界関係者、議会補佐官などの複数の関係者これはポリティコに明かした話とのことで、8月中に数両のM1A1「エイブラムス」を送り、翌月9月から本格的に供給を開始。最終的に戦車大隊を編成できる車両数である31両を送るだろうとのことです。

 その根拠となるのが、既に訓練用のM1A1「エイブラムス」を5月に31両をドイツ国内に送っており、ウクライナ兵に同車への順応訓練が行われていることです。この訓練は合計10週間となっており、8月に終了するため、訓練終了に合わせて実戦用のM1A1「エイブラムス」送る可能性は高いと見られています。

 なお、アメリカはM1「エイブラムス」の最新シリーズであるM1A2をウクライナに供与する予定でしたが、それでは供給に1~2年を要すということでM1A1をアップグレードし、M1A2に近い能力を持たせ送る方針に変更しました。

【了】

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