「遭難者、発見!」南極観測船「しらせ」津軽海峡で人命救助 自衛隊と海上保安庁でタッグ
砕氷艦「しらせ」は9月8日に浜田港へ入港の予定だとか。
シーカヤックで津軽海峡を横断中に118番
海上自衛隊は2023年9月6日(水)、南極観測船として知られる砕氷艦「しらせ」が津軽海峡で人命救助にあたったと発表しました。
救助は6日午前8時頃から10時頃にかけて、青森県の竜飛岬北およそ5.5kmの海域において行われたといいます。
海上保安庁によると、津軽海峡を横断中のシーカヤックが潮流の影響で陸に戻れなくなったと118番で救助要請が入ったのがきっかけとのこと。カヤックには男性1名が乗っており、海上保安庁は付近を航行する船舶に対して情報提供を行います。そのなかで海上自衛隊の「しらせ」にも連絡があり、通報から約50分後の8時41分に同船が要救助者を発見・救助したそうです。
その後、救助者は9時50分に海上保安庁の巡視艇「ひばかぜ」に引き渡されています。
「しらせ」は8月29日から9月29日まで「令和5年度総合訓練」を実施している最中の出来事でした。
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