「でっかいレーダー納入しました!」日本の完成装備品で初の“輸出” 防衛装備庁が喜びの発信

フィリピンとは円滑化協定も結ぶ予定だとか

自衛隊が使う防衛装備品 初の移転案件

 防衛装備庁は2023年11月2日(木)、日本初となる完成装備品の移転案件として、三菱電機製の警戒管制レーダー1基目がフィリピンに納入されたと発表しました。
 
 これは2020年8月に契約締結されたもので、フィリピン空軍の防空レーダーとして運用される予定です。なお、契約の内訳は固定式レーダー3基と移動式レーダー1基のため、残るレーダーについても順次引き渡される計画です。

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東京都新宿区の市ヶ谷にある防衛省(乗りものニュース編集部撮影)。

 防衛装備庁は、今回の納入に関して公式X(旧Twitter)では「祝!」という形で喜びを表明しています。

 なお、あわせて残るレーダーの納入に向け、引き続き官民一体となって取り組み、防衛装備・技術協力を含む日比間の防衛協力をさらに強化していくとも述べていました。

【了】

【え、これがフィリピンに納入された日本製対空レーダーです】(写真)

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