「緑のキャタピラ・ダンプも!」自衛隊車両がウクライナ現地部隊に到着 これから初の実戦へ
闇ルートではなく、こちらは正規の手続き経てます。
高機動車の姿だけは……
在ウクライナ日本大使館は2023年12月26日、日本が供与した複数台の自衛隊車両がウクライナ国防軍に届いたと公式X(旧Twitter)で発表しました。
届いた日は12月21日で、長尺物運搬用のトレーラーに載せられた中古の1/2tトラックの画像が公開されており、よく見ると資材運搬車の姿も確認することができました。
日本政府は、2023年5月、ウクライナ政府からの要請を踏まえ、自衛隊車両を100台規模で提供すると発表。これに伴い、同月25日には東京都新宿区の防衛省でウクライナへ譲渡する自衛隊車両の引き渡し式を実施しています。
提供されたのは1/2tトラック、高機動車、資材運搬車の3種類。いったん防衛省へ納入された自衛隊向けの車両が、戦闘中の外国軍へ提供されるのは事実上初めてのことです。
公開された画像を見る限りは、日本国内で使用していたのと同様、右ハンドルのままで、車体後部にはスペアタイヤを付けたままです。またその左側に一緒に取り付けられる燃料携行缶(いわゆるジェリ缶)はありませんでした。
なお、在ウクライナ日本大使館では、今回の画像公開に際し、「日本の支援は来年も継続する。ウクライナと一緒だ。ウクライナに栄光あれ!」という一文を明記していました。
【了】
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