京葉線の閑散駅「潮見」の伸びしろが抜群! 将来は「3線利用可」かもしれない都内の“島”

街並みは面白い

 明治通りに沿って旅客化を見据えた複線線路用地が確保されており、ここから潮見駅まで歩くと9分ほどでした。江東区は豊住線実現を優先させているため、実現の見通しは不明ですが、将来的にLRTなどが走れば便利な立地と感じます。駅に近づくにつれ住民が増えていきますが、川沿いなどに空地もあります。

 朝8時台の潮見駅は1時間に15本、最短2分間隔で列車が停車します。列車が到着するたび多くの乗降があります。「乗る人数」も「降りる人数」も多いのが特徴的です。東京駅まで3駅ですから「乗る」のは分かるのですが、「降りる」人が多いのは、潮見駅周辺に大型オフィスビル「潮見GATE SQUARE」もあるからでしょう。

 駅の東側はホテルが立ち並びます。東京駅だけでなく「東京ディズニーランド」の最寄りである舞浜駅までも3駅なので、観光需要を見込んでのことでしょう。有形文化財の旧渋沢家住宅も保存される予定で、移設工事が進められています。

 駅の西側には印刷業の工場があり、運河の近くには造船所や鉄工所、倉庫もあります。それらの合間を縫うように高層マンションがあり、かつ空き地もあるという、ほかの駅周辺ではあまり見られない土地利用は面白いです。

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駅西側には空き地も(2024年1月、安藤昌季撮影)。

 2022年度の、潮見駅の乗車人員は1万2718人/日です。潮見地区の「島」内の人口は6158人ですから、橋を渡って潮見駅にやってくる利用客も多いのでしょう。とはいえ、駅周辺の人口が多いともいえませんから「京葉線の当初計画時には駅設置の予定がなかった」というのも、頷ける部分でもあります。

確保された亀戸~新木場の鉄道用地(写真を見る)

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