「赤い翼の戦闘機」ついに最新型F-35にも登場! ステルス性は犠牲か? 派手なペイントの“意味”は

アメリカで垂直尾翼を赤くした特別なF-35戦闘機が誕生しました。ただ、これは単なるスペシャルマーキングというわけではないようです。第2次世界大戦から続く歴史と伝統のペイントだそう。どんな意味が含まれているのでしょうか。

そんなに派手でステルス性は大丈夫?

 第187戦闘航空団の整備隊司令ブレント・アイヴィー少佐は今回のF-35のヘリテイジペイントについて、「レッドテールの伝統はアメリカ空軍全体に知られています。私たちはその遺産を忘れたくないし、航空隊員だけでなく空軍全体のために続けていきたいと思っています」と述べています。

Large 20240204 01
レッドテールのヘリテイジペイント機。上部にはアラバマの文字と州空軍のエンブレムが入れられ、中央には所属部隊を示すテイルレターと、その下には部隊名と機体番号(シリアルナンバー)がある(画像:アメリカ空軍)。

 今回、レッドテールになったF-35を見て、戦闘機に詳しい人ならひとつの疑問が沸くかもしれません。それは同機のステルス性への影響です。

 F-35はレーダーに映りにくいステルス戦闘機であり、機体表面はレーダー反射断面積(RCS)を減少させる突起部分の少ない形となっていて、さらに電波を吸収する特別なコーティングも施されています。そのため、特別マーキングで機体表面に塗装やステッカーを貼ってしまうと、それがレーダー波を反射する障害となってしまう可能性があります。

 今回のレッドテールのヘリテイジペイントがF-35のステルス性にどのような影響を与えるかについては、第187戦闘航空団のメディアリリースでも説明されておらず、正確なところはわかりません。

 しかし、このヘリテイジペイント機のステルス性に問題があっても、部隊としては許容範囲なのだと思われます。

【尾翼真っ赤なF-16も】これが元祖「レッドテール飛行隊」です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  4. 品川と青森を結ぶ「新たな夜行特急」が2027年度から運行へ 所要時間は12時間超え フルフラット仕様の個室も
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開