町田が盛り上がる一方で… 多摩都市モノレール「秋川延伸」は実現する? 昭和に立案の構想とは

いわゆる「8の字構想」と呼ばれるものですが…。

構想は生きている

Large 20240328 01
多摩都市モノレール(画像:写真AC)。

 東京都都市整備局が、2023年12月に6日間開催された多摩都市モノレール延伸に関する説明会の様子をYouTubeへ公開。このうち質疑応答では、現行の終点である上北台駅(東京都東大和市)からの延伸について、市民から質問がありました。

 多摩都市モノレール延伸をめぐっては、町田市が周辺地域の再開発と一体となった計画素案を公表するなど、とりわけ南側で延伸(多摩センター~町田)の機運が高まっています。一方、北側でも上北台~箱根ケ崎間の延伸計画があるほか、説明会ではその先、秋川(東京都あきる野市)方面への延伸についても言及されました。

 秋川方面への延伸は、いわゆる「8の字構想」と呼ばれる環状のモノレール構想の一部であり、南北方向の公共交通機関の不足を補う路線として1981(昭和56)年に公表されたものです。都市整備局によると、この構想は2024年現在もあるといいます。

 しかし、現行は上北台~箱根ケ崎間が国の交通政策審議会の答申に位置づけられたまでであり、秋川方面は答申に位置づけられて初めて、事業化を検討する段階になると説明しました。そのうえで、以下のように話します。

「移動時間の短縮などの効果が見込まれる一方で、収支採算性や費用対効果、公共事業あるいは鉄道事業として成立するための諸要件について、まだ検討すべき様々な課題があると認識しています。こうした課題を解決するためには、まず地元の市、町において需要の創出につながる沿線地域のまちづくりなどの検討を進めていただくことが非常に大事だと考えています」(都市整備局)

 なお、町田駅延伸によって箱根ケ崎方面の計画が後回しにされてしまうことを危惧する質問も登場。これについて都市整備局は、「両路線の現在の状況を鑑みると、町田方面の計画が箱根ケ崎方面の延伸計画を逆転することは無いものと考え、事業に取り組んでいます」と回答しています。

【了】

【地図】箱根ケ崎のさらに先! 秋川延伸とは(構想)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス