首都圏で屈指の「異世界駅」がスゴすぎた!“電車は最新、駅は超レトロ”ギャップ萌えの極致!?

最大の魅力はガード下の雰囲気

 改札を出てガード下に降りると、まるで時が止まったかのような空間が広がり、圧巻です。ここは複数のテナントが入居する商業施設として設けられたものでした。今はひっそりとしていますが、コンクリート製の重厚なアーチ構造が支えるガード下はまさに“異空間”であり、国道駅の最大の魅力と言えるでしょう。
 
 さらに、ガード下を出て、歩行者信号付近から駅の外壁を見ると、ネットが張られている箇所に複数の穴が開いています。これは1945年に米軍が横浜市周辺で無差別攻撃を行った際の、戦闘機による機銃掃射の跡とされています。国道駅は、そうした歴史の証人でもあるのです。

 ちなみに、鶴見線ではE131系の導入に伴い、初の車内自動放送も導入されました。自動放送での国道駅の発音は、道路を指す一般的な語としての「こくどう」の読み方と異なり、2音目の「く」にアクセントがあることが特徴です。

【了】

【画像】まさにタイムスリップ!これが首都圏屈指の「異世界駅」です

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