貨物列車7000両の運行ストップ! JR貨物の不正で物流各社「荷物の配送が遅れます」
宅配便の遅延は必至か?
物流の混乱は必至か
JR貨物は2024年9月11日、全貨物列車の運行を停止したと発表しました。
理由は、検査データを改ざんするなど不正行為を行っていた問題で、10日までに不正が確認された564両のほかに、新たに貨車300両などでもデータ改ざんなどの不正が行われた可能性が浮上したからだそう。これを受け、同社が現在運行している全ての貨物列車を停止させ、確認することにしたといいます。
JR貨物によると、運行中のものについては、順次駅に止めて不正対象車両が入っていないかの確認作業を行い、確認が取れれば順次運行を再開するとのこと。なお、JR貨物は2024年4月1日現在、貨車を約7000両保有していますが、その全数が対象になる模様です。
また、これを受け、佐川急便や西濃運輸、福山通運らをはじめとした物流大手は、一部の荷物について配送の遅れが生じると発表しています。
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