15年前まで走ってた!? 高速鉄道の元祖「0系」は何がスゴかったのか 世界も味方につけた新幹線

世界初の専用線による高速鉄道を実現した東海道新幹線。その初代車両が0系です。画期的な高速電車でありながら、技術的に無理をしていない歴史的名車について紹介します。

6両編成で開業だったかもしれない!?

 0系のビュフェは2か所に設けられ、1等車の隣は落ち着いた色、2等車の隣は若者向けの明るい色に分けられていました。ちなみに京都鉄道博物館のビュフェ車35形は、1等車の横の落ち着いた色です。

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京都鉄道博物館に保存されている35形のビュフェ(安藤昌季撮影)。

 完成した0系新幹線は12両編成(うち1等車2両、ビュフェ・2等車2両)で運行を開始。開業直前まで予算不足で6両編成への短縮も検討されたほどでしたが、開業後は大好評を博します。開業5年後の1969(昭和44)年から、早くも超特急「ひかり」が12両から16両編成に増強され、逆に利用率の低迷した特急「こだま」のビュフェ車は1両とされ、売店車も製造されました。

 そして1974(昭和49)年、翌年の山陽新幹線岡山~博多間開業に備え、食堂車36形が製造されます。食堂と通路を分け、通路に窓がない構造でしたが「食事をしながら富士山が見えない」と苦情があり、1979(昭和54)年より、通路側に窓が追加されています。なお、著名人の利用に配慮し、車端部だけは窓がなく、座席もソファタイプで座り心地がよい区画も備えられました。

「ひかり」には36形食堂車と、ビュフェ車が各1両組み込まれました。1976(昭和51)年に登場した37形ビュフェ車では、ビュフェ部分の座席がなくなりましたが、新幹線で初めて車いす対応個室が設置されました。この36形と37形はリニア・鉄道館で保存されています。

 なお、37形の登場時で開業から12年が経っていましたが、当時の国鉄は新型車両を開発できる状態ではなく、開業時の0系を、新規製造した0系で置き換えていました。1976年より投入された0系は1000番台となり、2列1窓だった側窓が1列1窓になっています。

北朝鮮に「こだま型」!? 日本っぽいスタイルの車両(写真)

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