スターフライヤー、客室乗務員を正社員採用に 志望者に大きな影響も

スターフライヤーが2015年度より、客室乗務員を契約社員採用から正社員採用に変更します。どのような目的があるのでしょうか。また志望者にとっても、やはり「正社員」の価値は大きいようです。

「正社員」になびく志望者

 スターフライヤーは2015年2月20日、2015年度入社以降の客室乗務員について、契約社員採用から正社員採用に変更することを明らかにしました。

羽田と北九州、福岡、山口宇部などを結ぶスターフライヤー。全席にコンセントとUSBポートを備える(画像提供:スターフライヤー)。

 その理由として同社は「質にこだわるスターフライヤー」として、「採用競争率を上げ、サービスフロント(接客部門)において優秀な人材を確保する」ことを挙げています。また採用形態の変更によって「安全運行の堅持」「期待を越えるおもてなしの実践」を図ると共に、より安定的に働ける環境を整えていくとしています。

 客室乗務員やグランドスタッフになるための専門エアラインスクール「アビオンエアラインスクール」大阪校の和田さんによると現在、全日空は客室乗務員を最初から正社員として採用しているものの、多くは契約社員として勤務したのち、正社員になれる形だといいます。また外資系の航空会社は、ビザの関係で契約社員が基本だそうです。

 そしてやはり「正社員」は客室乗務員志望者にとって魅力的のようで、和田さんは「『正社員』というだけで、そちらへなびく人は増えると思う」といいます。実際に複数の航空会社へ合格したのち、「正社員だから」という理由で全日空を選ぶ人がいるそうです。

 また和田さんは、こうしたことで客室乗務員の志望者も増えるのではないかとコメント。スターフライヤーが正社員採用を始める理由として挙げた「採用競争率を上げて優秀な人材を確保する」というのは、理にかなっているといえそうです。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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