首都高老朽化の要因を一網打尽 大規模取締を実施

首都高速やNEXCOが連携し、首都圏各地15カ所の計画で大規模な一斉取り締まりを実施。老朽化が問題になっている首都高、その老朽化を加速させている一因について、重点的な取り締まりが行われました。

過半数が開通から30年以上の首都高

 2015年11月10日(火)、首都高速道路と関東1都3県の高速道路交通警察隊、NEXCO東日本NEXCO中日本らが連携し、「首都圏大規模同時合同取締」を行いました。当日は雨のため若干の変更があったものの、首都高7カ所、それ以外8カ所の合計15カ所で同時取り締まりを計画。目的は「首都圏に流入・通過する違反車両を一網打尽とする」ことといい、過去最大規模の取り締まりといいます。

移動式の測定機器「マットスケール」。この上に車両を停車させ、重量を計測する(2015年11月10日、恵 知仁撮影)。

 取り締まりが実施された場所のひとつ、首都高湾岸線の大井本線料金所(品川区)では移動式の測定機器「マットスケール」を使用し、過積載による重量違反車両の取り締まりなどが行われました。マット状になった測定機器の上に自動車を載せることで、その重量を計測する機器です。

 首都高速によると、そうした重量違反の車両は道路に与えるダメージが大きいため、特に取り締まりを強化しているとのこと。

 1962(昭和37)年に京橋~芝浦間で初の路線が誕生した首都高は、開業から30年以上を経過した区間が2015年4月現在で6割近くに到達。“高齢化”が問題になっています。また国土交通省は2014年5月、「道路の老朽化対策に向けた大型車両の通行の適正化方針」において、悪質な違反者に対する厳罰化の推進を公表しました。

 こうした状況から首都高速では、道路の更新作業を進めると共に、道路へ大きなダメージを与え、その老朽化進行の一因になっている重量違反車両に対し、特に力を入れて取り締まりを行っているといいます。

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コメント

1件のコメント

  1. 以前、運送会社に勤めていましたが、会社には積載オーバーは拒否していいと言われても、
    現実、荷主に積めと言われて拒否すれば、自分はもういらないと言われるし、勤め先にもクレームが入ります。
    自分の経験では、2tトラックに伝票上4.5tの荷物を積まされて、
    長い橋の登りで止まりそうになった事があります。
    実際、「積載重量あたりいくら」で契約している運転手もいると聞くので、運転手みずから過積載を求めてる場合もあると聞きますが・・・
    取り締まりで運転手を処罰する事も必要だとは思いますが、荷主にはもっと重い処罰が下るような法整備が必要です。