生産終了から57年経っても大人気!? 伝説の「スバルのバイク」は何がそんなにスゴいのか

現在のスバルがかつて製造していたスクーター「ラビット」。生産終了から今年で57年にもなりますが、未だに熱狂的なファンが多く、専門ショップも存在するほどです。その魅力は歴史を知るとさらに深まります。

日本的雰囲気のある「クルマっぽいバイク」

 このラビットシリーズのうち4台とシルバーピジョン(三菱重工業)を所有し、35年以上愛用し続ける一戸さんはその魅力をこう語ります。

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2024年には「ラビット スーパーフローS601をつくる」という模型を毎号付録するコレクションブックも登場(画像:アシェット・コレクションズ・ジャパン)

「僕がラビットに乗り始めたのは30年以上前のハタチくらいだったと思うけど、それくらいの年齢だと、まだクルマを買って維持できる経済力がないでしょう。でも、普通のバイクはそう魅力的に映らなかったので『クルマっぽいバイクってないかな』と思って知ったのがラビットでした。

 もちろんベスパも知っていたけど、みんな乗っているし、国産のほうが良いなと思ってラビットを選びました。僕なんかよりずっと本気の先輩やマニアの方がいるから、エラソーには言えないけど、僕にとってのラビットは日本的な雰囲気があって、クルマみたいなバイクというのが一番の魅力に感じました」(一戸さん)

 しかし、一戸さんがラビットに興味を抱いた35年前にして、すでに生産終了から20数年が経過。今のようにインターネットで様々なことを調べられるわけではなく、旧車・ラビットを探すのには苦労したとも。

「当時、唯一の手掛かりだったのが当時のバイク雑誌の『売ります・買います』コーナーで、そこで『ラビットを売ります』と出していた人にアポイントを取って」と一戸さん。そこでまずラビット・ジュニアS301というモデルを譲ってもらったそうです。

「情報がなかった時代だから、乗り方もよくわからず、2ストロークでオイルと混合させなければいけない、とかもわからずガス欠になって困ったりして。でも、元のオーナーがすごく親切な良い人で電話して聞いたら、すぐに僕の家まで2サイクルオイルをペール缶で持ってきてくれました。あれは嬉しかったです」(一戸さん)

【マジでカッコいい!】ピカピカのラビットに「またがった姿」(写真)

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