「圏央道でずっーと行く」って遠すぎ? 進む4車線化 都心経由とどれだけ違う? “トイレの壁”も解消近し!?

圏央道の埼玉県内区間がすべて4車線化され、スピードアップも実現。残る茨城・千葉区間の4車線化が進めば、よりスムーズになりそうです。圏央道のロングランには“トイレの壁”も立ちはだかっていましたが、それも解消されつつあります。

立ちはだかるトイレの壁

 今後、圏央道は2025年夏にも、3区間計17.9kmが一気に4車線化される見込みです。それ以外の区間も2026年度までに完了する予定となっています。

 ただ、こうした圏央道をロングランする場合において、今まで大きな懸念事項が“トイレ”です。圏央道はPAの少ないことで知られています。しかし、その状況も変わりつつあります。

 一番長い東北道-常磐道区間はPAがありませんでしたが、2024年4月に内回りのみ「坂東PA」が追加されました。外回りのエリアは未供用ですが、「坂東IC~常総IC間の4車線化に併せて早期オープンを目指す」とされており、2025年3月現在、かなりできていることが分かります。本線にも目張りされたPAの案内標識が立っていました。

 圏央道が他路線と比べてPAが少ないのは、放射路線とのSA/PAの設置間隔も考慮された結果です。つまり放射路線と組み合わせた利用が想定されており、ロングドライブは少数派と思われていたと考えられます。しかし、坂東PAの整備は、「圏央道でずっと行く」人を支えてくれることになりそうです。

【かなりできてる!?】圏央道「4車線化」の状況(地図/写真)

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