名前からして「当たりそう」! アメリカとイスラエルの大手企業がタッグを組んだ新型”低価格”巡航ミサイル その最大の特徴とは?
まさに「名はよく体を表す」!
アメリカ軍以外での需要も見込む
アメリカの大手防衛関連企業であるジェネラル・アトミックス・エレクトロマグネティック・システムズ社(GA-EMS)は2025年4月7日、イスラエルのラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズ社と新型巡航ミサイルの製造に関する覚書(MOU)を締結しました。

「ブルズアイ(日本語で『命中』の意味)」と名付けられたこのミサイルは、GA-EMSによると精密攻撃が可能な長射程の巡航ミサイルとのこと。最大の特徴は、本体の設計にモジュール方式を採用したことで、これによりニーズに合わせた機能や性能を柔軟に組み合わせることができるほか、ミサイルと搭載コンポーネントの開発を個別に進めることができるため、開発期間の短縮や費用削減にもつながると考えられます。また、量産体制を整えることで、1発当たりの単価を低く抑えることも目指しているといいます。
GA-EMSによると、ブルズアイはアメリカ軍での導入に加え、アメリカの同盟国や友好国などへの供給も視野に入れた事業展開を進めていくとのことです。
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