お座敷電車「ニューなのはな」、9月の「長野への旅」でラストラン JR東日本

JR東日本千葉支社が2016年9月25日に、お座敷電車485系「ニューなのはな」を使用した長野へのツアーを催行。同車両の最後の乗車機会になるといいます。

「ニューなのはな」には津田沼、錦糸町から長野へ片道乗車

 JR東日本 千葉支社は2016年8月26日(金)、お座敷電車の485系「ニューなのはな」を使用した長野へのツアーを9月に実施すると発表しました。

「ニューなのはな」は、今年8月いっぱいで運転終了が予定されており、今回の長野への運行が乗車できる最後の機会になるといいます。この車両は165系電車「なのはな」の後継として、特急用の485系6両を改造して1998(平成10)年にデビュー。交流電化区間と直流電化区間の両方を走れる利点を生かしながら、首都圏エリアのほか東北、上越、中央、東海道の各方面など広いエリアで使用されました。

 今回発売されるツアーは「ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅」。出発日は9月25日(日)、定員は300人です。

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「ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅」でプレゼントされるタペストリーのイメージ(画像出典:JR東日本)。

 津田沼発10時35分、錦糸町発10時56分の「ニューなのはな」(指定席)に乗り、長野には17時21分に到着。復路は北陸新幹線の自由席で東京まで移動し、錦糸町または津田沼まで戻るという行程です。

 昼食用の記念掛け紙付き弁当と、記念グッズのタペストリーが付きます。また途中では車両の側面にある「横サボ」と呼ばれる行き先表示器を回すイベント(撮影可)も予定されています。旅行代金は津田沼駅発着が1万6800円(子ども1万1800円)、錦糸町駅発着が1万6500円(1万1600円)。1人からでも参加可能です。

 JR東日本 千葉支社の広報担当者によると、「ニューなのはな」はこのツアーの運行後に長野で廃車になることから、本当に最後の乗車機会になるといいます。

 ツアー商品は9月2日(金)14時から、錦糸町、市川、船橋、津田沼、稲毛、千葉、新浦安、茂原、木更津、成田駅にある各「びゅうプラザ」で発売される予定です。

【了】

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