新型「NSX」が荒野に描いたものとは? 日米合同プロジェクトによるウェブ動画を公開 ホンダ
ホンダが、荒野を縦横無尽に疾走する新型「NSX」のウェブ動画を公開しました。土ぼこりを舞い上げ、奔放に走っていると思われた「NSX」が停車したとき、そこにはあるものが浮かび上がってきました。
荒野を走る新型「NSX」が描いた、巨大な「あの軌跡」
2016年10月3日(月)、ホンダは新型「NSX」をフィーチャーしたウェブ動画「Honda NSX - DRIVING DRAWING」を公開しました。これは同年10月9日(日)に開催される「2016 F1日本グランプリ」を前に、クルマに対しての興味、関心を集める一環であるとともに、ホンダの先進性と技術力のアピールが目的といいます。
動画の内容は、2016年8月に発表された新型「NSX」が、アメリカのロサンゼルス郊外にある巨大な乾燥湖「エル・ミラージュ・ドライレイク」の干上がった湖底に、全長1kmにもおよぶ巨大なひと筆書きを描いていくというもの。
キャンバスである乾燥湖は、目印になるようなものがなにもない広大な荒野。「NSX」を走らせるドライバーは、装着したヘッドマウントディスプレイに浮かぶ、高精度GPSを駆使して導き出された指示だけを頼りに、これに忠実にハンドルを切っていきます。やがてその走行経路から浮かび上がってきたものは、古代人によって描かれた、あまりにも有名な「あの軌跡」でした。
ホンダは、動画にあるような正確な「軌跡」を描けたのは、「NSX」に搭載された最新技術「SPORT HYBRID SH-AWD(super Handling All-Wheel Drive)」で実現した操縦性によるものだといいます。
なお、「NSX」の開発責任者テッド・クラウス氏が「SPORT HYBRID SH-AWD」を解説するインタビュー動画も、あわせて公開中です。
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