「軽自動車と同じ」は不公平? バイク高速料金“長年の謎”「1車線使うから」は本当か ついに見直しへ
バイクの高速料金が軽自動車と同じなのはナゼか。車重もサイズも小さいのに、背景には「昭和の事情」がありました。いよいよ見直しが始まったこの問題の核心とは、いったい何でしょうか。
当局の理屈「1車線使うから」のカラクリ
高速道路会社などは、この料金設定について、3つの基本原則を「総合的に勘案」した結果だと説明しています。
すなわち、道路への物理的負荷に応じた「原因者負担」、道路のスペース占有に応じた「占有者負担」、利用便益に応じた「受益者負担」です。
これらを鑑みた場合、バイクは車重が軽いので「原因者負担」の観点では有利です。さらに、国土交通省の最新試算では、高速道路利用による便益の大きさを示す「時間便益単価」も、バイクは軽自動車より低いとされています。
では、道路への負荷が少なく、得られるメリットも小さいのに、なぜ料金は同じなのでしょうか。最大の理由は、当局が「占有者負担」を重く見ていたためです。
「バイクも安全走行のためには1台分の車線を必要とする」という理屈で、当時の占有度計算では安全上の配慮から実際より広い走行スペースを想定していたともいわれます。
しかし、2018年以降は新型車を中心にABS装着が義務化されるなど安全技術が向上し、バイクの事故件数も減少。こうした前提は見直しの対象になっています。
制度設計の前提となった「昭和の事情」は、現代では大きく変化しました。最大の理由はETCの普及です。ETC利用率は全国平均で約9割(93%程度)まで達しており、かつ車種も瞬時に自動判別できるようになったため、料金所の効率性を理由に区分をまとめる必要は薄れました。
もうひとつは軽自動車の進化です。1990年の規格改定で排気量が660ccへ変更され、安全性や快適性の向上とともに車体は大型化・重量化。その結果、同じ「軽自動車等」区分にありながら、バイクとの性能・サイズの差は制度設計時より格段に広がっています。





謎でもなんでもなく利権を失いたくないだけ
公平性なんてかけらもない高市政権で是正されることを期待する
道路を維持管理するのにお金がかかるのはわかりますが、高速料金高い割には、道路の凸凹はすぐには直らないし。支出が不透明過ぎます。少子化が進んでいる中、1人1人が車やバイクを持てるように税金を安くし、道路利用料金を下げないとますます、所有者が少なくなり、いろんな分野に支障が出ると思います。
乗用車は500Kg毎に重量比例でいい
つか、この説明だと逆に軽自動車が優遇されてる理由が分からん。バイクに「安全走行のためには1台分の車線を必要とする」とか言うのなら、軽自動車も普通自動車と同じ程度に車線を必要とするのだから普通自動車料金でないとおかしいのでは?
当時より軽自動車は大型化してるし、普通自動車との差も小さくなってる。軽自動車を普通自動車と同じ料金にして、バイクは普通自動車の半額にすれば財政面でも解決するんじゃね?これなら財源確保出来るし、我々バイク乗りは納得の額まで安くなってWin-Winだろw