2機の戦闘機をくっつける“奇妙な見た目”の「ツインマスタング」が生まれた理由とは? 実はかなり理にかなっていた!?

闘機で「馬」にちなんだ名前として有名なのは、野生化した馬の名前を冠す第二次世界大戦中で最高の機体とも称されるP-51「マスタング」があります。実はこの機体をベースとした奇妙な機体が存在します。2機の航空機をそのまま合体させたような奇妙な形状のF-82「ツインマスタング」という戦闘機です。

長時間操縦するなら人数が必要?

 

 そのため、ふたつの航空機を合体させ、もうひとりパイロットを搭乗させることで、その負担を軽減させようと開発されたのが「ツインマスタング」でした。P-51「マスタング」という既存機体の部品を流用することで、開発期間やコストの軽減も考えられていました。

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飛行するF-82「ツインマスタング」(画像:アメリカ空軍)

 ただ、さすがに単純にふたつの機体を繋げるというわけにはいかず、機体後部や垂直尾翼などは大幅に改修されました。さらに、エンジンも左右で回転方向を逆にしており、設計はほとんどやり直しに近かったそうです。

 しかし、同機を投入予定だった第二次世界大戦は、日本が降伏したことで終了してしまい、生産機のほとんどがキャンセルとなってしまいます。ところがB-29の後継機であるB-36が登場すると、通常の単発機より長距離を飛べる「ツインマスタング」が再評価され、生産が再開されることになり、日本にもアメリカ軍が配備したことがあります。

 さらに朝鮮戦争では、主要中央にレーダードームを設置した、夜間戦闘機型が投入され、当時のジェット機では難しかった長距離戦闘や夜間での戦闘に使われることになりました。朝鮮戦争時に夜間の空戦専用機として運用されていた夜間戦闘機は同機くらいしかなく、朝鮮戦争に国連軍が参戦した当初から試使用され、北朝鮮空軍のラボーチキンLa-7戦闘機1機の撃墜も記録しています。

【バランスよくなさそう…】これが、ツインマスタングの夜間戦闘機型です(画像)

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ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

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