19年ぶりの日本復活「インテグラ」その間どうなってた? アメリカでも“復活”→「瞬く間にベストセラー」のワケ

ホンダがアメリカで生産している「インテグラ」を日本市場へ導入します。かつて日本で人気を博しながらも姿を消したインテグラは、なぜアメリカで復活し、そして成功を収めることができたのでしょうか。

「インテグラ」がアメリカで復活できたワケ

 ホンダが2026(令和8)年後半より、アメリカで生産している「アキュラ インテグラ」を日本市場へ導入すると発表しました。

Large 20260315 01

拡大画像

日本導入が決まったホンダ「インテグラ」(乗りものニュース編集部撮影)

 インテグラは同社の「シビック」の兄貴分に当たるスポーティな中型ハッチバック車(一時期は4ドアセダンも存在)で、1980年代から1990年代にかけて人気を集めました。特に3代目・4代目に設定されていた「タイプR」は、当時のFFスポーツとしては国内最速クラスの1台でした。

 しかし、2000年代半ば以降はエコカーやミニバン・SUVに人気が移っていき、インテグラだけでなく、各社がスポーティな中型ハッチバック車の販売で苦戦を強いられました。ホンダは2007(平成19)年に、インテグラを国内ラインナップから廃止。さらに弟分のシビックでさえ、2010年代には一時的に廃版となりました。

 一方アメリカではインテグラを「アキュラ」というブランドで販売し、一足早く2006年夏に廃版(最終世代は「RSX」の名称で販売)となりました。しかし、シビックについては販売を継続。当時のシビックには日本未発売だった2ドアクーペもあり、従来のインテグラの支持層をカバーしました。

 そもそも、アメリカは日本ほど流行の変化サイクルが速くありません。全米の販売台数ランキングは長年ピックアップトラックが上位に入っており、SUV人気も根強い一方、セダンやハッチバック車も手堅く売れています。シビックは日本で絶版だった時期を含め、アメリカでは常にベストセラーを争っています。

 そんなアメリカ市場では、2021年にシビックの2ドアクーペが販売終了となりましたが、翌2022年、なんと代わって新型アキュラ「インテグラ」がデビュー。復活したインテグラは登場するやいなや、北米カー・オブ・ザ・イヤーを筆頭に数多くの賞を獲得したのです。

【ライバルは「BMW」や「アウディ」!?】これがホンダの新「高級スポーツモデル」です(写真で見る)

最新記事

コメント