あり得ない“クネクネぶり!?” 日本一レベルで「海から遠い峠」なかなかヤバい道だった! 極端な「片峠」とは?
群馬と長野の県境には、片側だけが極端に急峻な「片峠」が連続します。その中でも、今の基準では“あり得ない”構造を持つ県道を走ってみました。
群馬-長野県境は「片峠」だらけ
山越えの道が上りを終え、下りに入る地点が「峠」です。多くの峠では、上りがなだらかなら下りもおだやか、上りが厳しければ下りも急といった対照形をとりますが、山系によっては峠の両側で傾斜の状況が大きく異なる「片峠」もあります。
なかでも群馬県と長野県の県境部、榛名山〜浅間山を結ぶ線より南側は、「片峠だらけ」のエリアです。
この県境を走る主要な一般道と峠は、北から「国道18号/碓氷峠」「国道18号碓氷バイパス/入山峠」「国道254号/内山峠」「群馬・長野県道93号下仁田臼田線/田口峠」「国道299号/十国峠」の順になっています。
そしてこれらのすべてが、峠の群馬県側ではヘアピンカーブの連続する急峻な道、長野県側では直線とゆるいカーブが続く走りやすい道という、典型的な片峠なのです。
実は群馬県側と長野県側では、峠のふもとの標高が大きく異なります。峠の両側にある近隣の鉄道駅で比較すると、標高約1030mの入山峠では、群馬県側の横川駅が標高約260mなのに対し、長野県側の軽井沢駅は約940mです。標高約1060mの内山峠では、群馬県側の下仁田駅が約260mで、長野県側の佐久平駅では約700mです。つまりそもそもの地形の違いに加え、「片側からはかなり上る」という高低差が、この地域に片峠が生まれる理由のひとつとなっているのです。
そしてその“片峠ぶり”をもっとも極端に示しているのが、群馬・長野県道93号下仁田臼田線(以下、県道93号)の田口峠でしょう。




「国道17号/碓氷峠」「国道17号碓氷バイパス/入山峠」
国道18号です。訂正をお願いします。
17号は三国峠(新潟県境) 。
ご指摘ありがとうございます。
記事を修正いたしました。
十国峠
では無く
十石峠ですよ。